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国登録有形文化財

公開日 2014年12月01日 00時00分

回漕問屋吉野屋土蔵

川越と江戸を結ぶ新河岸川舟運(しんがしがわしゅううん)の船着場であった福岡河岸は、江戸時代後期には3軒の船問屋を中心に町並みが形成されていました。その一つである回漕問屋(かいそうどんや)吉野屋は、江戸時代中ごろの安永2(1773)年に船問屋として江戸幕府より公認され、大正時代末まで回漕業を営んできました。吉野屋の敷地内には、最盛期の明治中期には船荷を納めた一番から十二番までの土蔵などがありましたが、現在では、この文庫蔵だけが残されています。土蔵の形式は、木造2階建て、梁行(はりゆき)2間・桁行(けたゆき)2間半で、1・2階の建坪はともに5坪(16.52平方メートル)です。外壁は昭和の中ごろに改修されましたが、屋号が入った鬼瓦は、明治時代中期の創建当初の姿を伝えています。この土蔵は文書・家具・調度品などが収納され、かつては蔵前の建物を経て母屋兼店舗につながっていました。吉野屋の土蔵は、福岡河岸が繁栄していた往事の姿をしのばせ、歴史的景観に寄与する貴重な文化財として、平成10年9月23日に国の登録有形文化財になりました。(所在地=福岡三丁目:福岡河岸記念館駐車場となり)

回漕問屋吉野屋土蔵

旧大井村役場

この建物は、昭和12(1937)年に大井村役場庁舎として建てられました。寄棟(よせむね)形式の2階木造建築・のべ床面積は196.24平方メートルで、外壁はモルタル施工されています。飾りの少ないシンプルな外観は木造洋館風の建物で、当時の官公庁舎で数多く用いられました。川越街道に面した正面入口を入ると、1階正面がカウンターごしに事務室、左には村長(町長)室がありました。2階には議場・議員控室などがありました。1階南側には和風につくられた付属室があり、用務員室・宿直室になっていました。昭和46年12月まで大井町役場として使用されていましたが、その後は東入間警察署・大井小学校・大井町教育委員会が利用していました。昭和初期の官公庁の建造物が次々と姿を消していく状況にあって、川越街道沿いでは唯一残されているのがこの旧役場庁舎です。外観上、一部に手が加えられているものの、基本的な構造など建築当時のものがよく残されていること、数少ない官公庁の木造建造物であることなどにより、平成14年2月14日に国の登録有形文化財になりました。(所在地=苗間:大井小学校隣 問い合わせ先:社会教育課)

旧大井村役場

お問い合わせ

社会教育課 文化財保護係
TEL:049-220-2088

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