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古文書

公開日 2014年12月01日 00時00分

太政官布告(だじょうかんふこく)の高札(こうさつ)【古文書】

鶴ヶ岡村は江戸時代前期に開拓によってできた比較的新しい村です。この高札は、、明治初頭に、鶴ヶ岡村が所属していた入間県が太政官(明治政府)の法令・通達を伝えるために高札場に掲示されていたものです。高札場は村の東にあたる川越街道に設置されていました。いずれも慶応4(明治元)年の高札で、定札3点、覚札1点の計4点が残されています。
(所在地=大井郷土資料館)

太政官布告(だじょうかんふこく)の高札(こうさつ)【古文書】

新井家文書【古文書】

江戸時代に大井宿本陣をつとめた、新井家に代々保存されてきた2点の戦国時代の古文書で、当時の大井郷(おおいごう)の様子をよく伝えています。天正7(1579)年当時、大井周辺は大井郷と呼ばれ、戦国大名北条氏から塩野庄左衛門尉(しおのしょうざえもんのじょう)・新井帯刀(あらいたてわき)など4人(大井四人衆)が、大井郷の責任者の名主に任命され、郷内の運営や未開地の開墾を行っていたことがわかります。

新井家文書【古文書】

塩野家文書【古文書】

大井四人衆の系譜を引く塩野家で保存されてきた5点の古文書で、戦国大名北条氏と大井郷の関係をうかがうことができる貴重な資料です。永禄6(1563)年の文書が最も古く、戦乱などのために大井郷から逃げてしまった農民に対して、北条氏は郷に帰って安心して田畑を耕すように伝えたことが記されています。また、天正15(1587)年、天下統一をめざす豊臣秀吉との軍事的衝突に備えて北条氏が支配地内に発した動員指令の文書には、大井郷への2名の動員指示の他に、武器の種類・サイズや「武者めく」ような格好をすること、15歳から70歳の者を報告することなどが定められていました。

塩野家文書【古文書】

一区区有文書【古文書】

江戸時代の大井村は、元禄11(1698)年に川越藩領になるまでは幕府旗本の米津(よねづ)氏の領地でした。文化財に指定された5点の文書は、米津氏と川越藩が作成した検地帳です。特に貞享4(1687)年と元禄9(1696)年の検地帳の表紙には「大井郷」と書かれ、記されている範囲も亀久保・苗間・鶴ヶ岡を含んでおり、戦国時代の古い村の名残をうかがうことができます。かつての大字大井に残されてきましたが、現在は大井郷土資料館に寄贈されています。
(所在地=大井郷土資料館)

一区区有文書【古文書】
大井郷の検地帳

大井宿本陣文書【古文書】

江戸時代に大井宿(おおいじゅく)の本陣(ほんじん)と名主(なぬし)を兼務していた新井家で保存されてきた2311点の古文書で、川越街道の歴史を伝える資料です。大部分が江戸時代後期以降から明治時代のもので、幕府が設けた公用通信運搬制度の助郷(すけごう)・伝馬(てんま)に関する数多くの帳簿類の他、交通の発達にともなって発生した川越街道白子宿(しらこじゅく)[現在の和光市]と大井市沢(いちさわ)の馬子(まご)[馬による運輸業者]との訴訟、新河岸川(しんがしがわ)の早船(はやふね)との貨客争奪競争などが記され、交通史を調査するにあたって基礎資料として重要な資料です。

大井宿本陣文書【古文書】

天保14(1843)年 川越藩主通行に際して大井町に出された指示

柳川家文書【古文書】

江戸時代後期の安永4(1775)年から福岡新田の名主(なぬし)を、明治5(1872)年からは福岡新田の戸長(こちょう)をつとめていた柳川家に所蔵されている古文書です。近世の名主文書1454点、明治時代の戸長役場関係史料403点に及びます。福岡新田だけではなく、江戸時代から明治時代にかけての福岡村・駒林村など近隣の村むらの様子もうかがうことができる貴重な資料です。

柳川家文書【古文書】

天保14(1843)年の福岡新田絵図面(南を上にして描かれています。)

星野家文書【古文書】

長宮氷川神社神主(ながみやひかわじんじゃかんぬし)[宮司]をつとめてきた星野家に伝わる江戸時代初頭から明治時代の古文書で、505点に及びます。その多くは神社関係の文書ですが、代々の福岡村領主の厚い保護があったため、川越藩主や旗本布施氏(はたもとふせ)に関係する文書も多く含まれています。旗本が領主をつとめていた江戸時代前期の福岡村を知ることができる資料です。

星野家文書【古文書】
江戸時代の神主の免許状[神道裁許状(しんとうさいきょじょう)]
 

吉野屋文書【古文書】

江戸時代中ごろから福岡河岸で回漕問屋(かいそうどんや)を経営してきた吉野屋(吉野家)に伝えられた456点の古文書です。時代別の内訳は、江戸時代84点、明治時代以降が372点に及びます。江戸時代中ごろの福岡河岸(ふくおかがし)開設に関する文書のほかに、回漕問屋経営に関するもの、福岡村・中福岡村と古市場村(現在の川越市)との河岸場の土地をめぐる争論に関するものなどがあります。舟運の盛衰だけではなく、それを支えた村むらの動きを知ることができる資料です。
(所在地=上福岡歴史民俗資料館)

吉野屋文書【古文書】

寛延年間(1748~1751)の福岡・古市場河岸絵図面
(中央が養老橋(ようろうばし)・新河岸川で、下が福岡河岸です。)

早船屋文書【古文書】

江戸時代後期から明治時代中期にかけて新河岸川舟運の船頭(せんどう)を生業としてきた下福岡の早船屋(吉野家)に伝えられた339点の古文書です。江戸時代238点、明治時代以降101点に及びます。主な内容は、川越と江戸を早船〔乗客と軽貨物取り扱い〕で往復した栄次郎に関する文書、幕末の黒船(くろふね)来航に際して海岸警備を命じられた川越藩から船による御用荷物運搬を任された吉五郎に関するものがあり、新河岸川の船頭の活動を知る貴重、かつ僅少な文化財です。
(所在地=上福岡歴史民俗資料館)

早船屋文書【古文書】

嘉永6(1853)年に吉五郎が川越藩に提出した御用荷物運搬の上申書

福田屋文書【古文書】

江戸時代後期から明治時代まで福岡河岸で回漕問屋を営んでいた福田屋(星野家)に残されていた、江戸時代546点、明治以降1684点、合計3230点の古文書です。回漕問屋福田屋の経営に関する文書など、8代目星野仙蔵が戸長をつとめていたころの、江戸時代の福岡村名主文書、福岡村初の衆議院議員で、剣道家としても有名だった10代目星野仙蔵に関する文書があります。吉野屋文書とともに、舟運の盛衰をうかがう貴重な資料です。
(所在地=上福岡歴史民俗資料館)

福田屋文書【古文書】

舟運で運ばれた荷物を記録した江戸時代の帳簿

行政文書【古文書】

福岡村・福岡町の役場に保存されてきた文書で、江戸時代の旧名主家文書32点、明治時代の役場文書1159点、合計1191点になります。江戸時代の文書には、川崎村・福岡新田・駒林村の検地帳や、中福岡村の田畑名寄帳(たはたなよせちょう)、福岡村の明細帳などがあります。明治時代の文書、明治初頭の戸長役場文書、明治前期の連合戸長役場文書、明治22(1889)年成立の福岡村の文書があり、政治・行政・税務・衛生・教育・軍事など、村の動きから村民の生活全般をうかがうことができる貴重な資料です。
(所在地=上福岡歴史民俗資料館)

行政文書【古文書】

役場に残されてきた江戸時代の検地帳(右)と明治時代の役場文書(左)

駒林・鈴木家文書【古文書】

天明元(1781)年から寛政3(1791)年まで駒林村名主をつとめていた鈴木家に残る、江戸時代310点、明治時代以降309点、合計619点の古文書です。江戸時代の古文書には、「天明の飢饉(てんめいのききん)」などの際に村が川越藩から食料・種籾を借用したという文書をはじめ、年貢徴収、村政、開発に関する史料があります。明治時代以降も、駒林村副戸長などをつとめた関係で村財政・衛生行政に関する文書や農業、生活・文化に関する文書など、当時の経済状況や生活などを示す史料が多く残されています。

鈴木家文書写真

村役人が弁才天の御灯明料を預かり、貸付をしていたことを示す天明元(1781)年の文書

中福岡・富田家文書【古文書】

天保2(1831)年から弘化4(1847)年まで中福岡村名主をつとめていた富田家に残る、江戸時代86点、明治時代以降489点、合計575点の古文書です。宝永2(1705)年の「中福岡村明細帳」、天保6(1835)年の伊勢参宮と奈良・京都見物の日記(写真)など、江戸時代後半の村政関係の文書を多く残し、地域の歴史や当時の生活を知る上で価値のある史料群となっています。近現代文書のなかでは、昭和戦前期の文書がもっとも多く占め、地域の農業の状況を考える上で重要な史料が質量ともにまとまって残されています。

富田家文書

天保6(1835)年に伊勢参宮や大和(奈良県)などへ行った時の道中日記

川崎・日出間家文書【古文書】

日出間家は、江戸時代後半に川崎村の名主をつとめ、明治時代前半には川崎村戸長を、戦中戦後には村長を輩出した旧家で、元文元(1736)年から昭和40年代にかけての古文書が伝わっており、江戸時代50点、明治時代以降408点、合計458点の古文書です。安永2(1773)年の「福岡・古市場河岸場絵図」、明治時代の村絵図、昭和13(1938)年ころの灯火管制・防空記録などの文書も含まれ、戦前・戦後にわたる農家や地域の経済状況を伝える貴重な史料も多く残っています。

日出間家文書

明治11(1878)年の川崎村絵図

お問い合わせ

社会教育課 文化財保護係
TEL:049-220-2088

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