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新年あいさつ(平成30年)

公開日 2018年01月04日 14時00分

新年あいさつ(平成30年1月4日)

新年あいさつ新年、明けましておめでとうございます。

皆さんは、年末年始、ご家族とゆっくり過ごされたでしょうか。

さて、平成30年の仕事始めに当たり、幹部職員の皆さんにお話をさせていただきたいと思います。

初めに、社会・経済情勢についてです。

昨年から国内景気は回復傾向にあり、欧米を中心とした世界的な経済の回復や国内の在庫循環の改善、五輪関連や生産性向上に関わる設備投資の増加、経済対策に伴う公共投資の実施が押し上げ要因となりました。

また、個人消費は、エネルギー価格の上昇が下押し要因となるものの、耐久財の買い替えや大企業から中小企業に及ぶ一定の賃上げ効果もあり、ゆるやかな成長を持続しました。

そして、ことし、平成30年も堅調な世界経済を背景とする輸出・生産の回復や、雇用・所得環境の改善による消費の持ち直しを背景に、日本経済は、底堅い成長が見込まれています。

昨年来のこうした景気回復により、個人所得や企業収益の改善、設備投資が増加傾向にあり、今後の税制改正の影響はあるものの、個人・法人住民税や固定資産税など市税の増収要因として期待しているところであります。

また、昨年末、政府は臨時閣議で、安倍内閣の看板政策「人づくり革命」実現に向けた2兆円規模の政策パッケージを決定し、来年10月に予定する消費税率10%への引き上げに伴う増収分を主な財源として、幼児教育・保育や大学など高等教育の無償化を実施するとしています。

この政策パッケージには、無償化を柱とする「人づくり革命」と、経済成長に向けた「生産性革命」の具体策が盛り込まれました。

ここで、私が危惧するのは、”無償化”という言葉です。

「幼児教育の無償化」「高等教育の無償化」「私立高校の授業料無償化」などなど、何でも無償にすれば良いのか、ということです。

決して、政府の批判をする訳ではありませんが、将来に負担を残さないためには 受益と負担のバランスが必要だということです。

こうした理由から、我が市は総合体育館など体育施設の使用料の見直しを実施するほか、施設の延命化や統廃合を含めた検討を進めており、持続可能な行政経営に努めているわけであります。

一方、国の経済財政諮問会議において、地方自治体が積み立てた各種基金の残高が20兆円を上回る水準に達していることを踏まえ、国と地方の資金配分を再考すべきという議論がされました。

昨年末、政府は、最終的に基金残高の増加を理由とする地方交付税の削減は見送る方針を固めましたが、6年連続で削減する方向で財務省と総務省が調整しているようであります。

いずれにしましても、幹部職員の皆さんには、日頃から、こうした国の動向に注視していただきたいと思います。

新年度から「ふじみ野市将来構想 from 2018 to 2030」がスタートします。

将来推計では、2030年の将来人口、11万7,900人をピークに減少が始まります。

私たちは、人口減少という最大の危機を突破し、「人がつながる 豊で住み続けたいまち ふじみ野」を実現しなければなりません。

そこで、幹部職員の皆さんに行動してほしいのは次の3点です。

1つ目は、「気づく力」ということです。

自分が担当している仕事について、皆さん自身にも気づきがあると思います。

仕事には3つの気づく力があります。

一つ目は、「言われてから気がつく人」

二つ目は、「言われる前に気がつく人」

そして、三つ目は、「人が気づく前に気がつく人」です。

言われてから、怒られてから、初めて行動を変える人は、一度、信頼や信用が失われているため、やったとしても、評価されません。

また、上司や住民から言われそうなことを先回りして行動する人は、気が利く人ということで、評価は上がります。

最後に、これはやっておいたほうがいいと、上司や住民も気がつかなかったような事を創造・企画して提案する職員は、新しい価値を生み出すので、次々と新しいチャンスが得られます。

私は、こうした職員を増やしたいのです。

では、どのようにしたら、気づく力を養うことができるのか?

それは、日常業務を足下から見直すことです。

そのためには、部下や同僚をよく観察し、住民の言葉を注意深く傾聴すること。

つまり、すべての現象に対して、細心の注意を払うことではないでしょうか。

最初は、大したことが出来なくても、少しずつ、先回りすることで、気がついたら、素晴らしい企画や提案が出来るようになると思うのです。

その気づきを大切に、「一度決めたから変えない」のではなく、「手法や進め方はこれで良いのか。より良いものができないか」などを考えながら、仕事に当たってください。

2つ目は、「職員同士の連携」要するに、職員の輪を広げるということです。

これは、昨年の台風21号での職員対応で私が痛感したことです。

被災直後の対応では、家屋の消毒や畳・家財道具の搬出作業、住民説明会の開催支援、被災地域への募金協力を含め、職員が気持ちを一つにして頑張ってくれました。

職員相互の協力・連携なくしては、決して、この難局を乗り越えられなかったものと考えています。

これを教訓に、職員同士が連携していくことの大切さを心に刻み、今後、更に複雑さを増す行政課題の解決に取り組むことが必要と考えています。

そして、被災者の方々も職員の丁寧な対応と行動には、きっと感謝しているはずです。

3つ目は、こうした「アウトプット」を意識するということです。

私たちの仕事は、市民のため、地域のためのものです。

様々な事業や施策を進める中で、どんなに小さなことでも、具体的な成果、成功体験を得ることを大切にしてほしいということです。

こうしたことを一つひとつ積み重ねていくことで、大きな目標達成に繋がるということをイメージして仕事に取り組んでください。

以上、3つの視点を皆さんにお願いするとともに、私自身の行動指針として、3期目のスタートを切りたいと思います。

ふじみ野市の未来は皆さんの手腕にかかっています。

一緒に頑張りましょう。

結びに、本年が皆さんやご家族にとりまして健やかで実りある一年でありますことを祈念いたしまして、年頭の挨拶といたします。

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