マイナンバー制度における介護保険の手続

平成28年1月からマイナンバー制度が開始され、介護保険についても、介護保険法施行規則に基づく申請事項等について個人番号（マイナンバー）が追加されます。

厚生労働省から介護保険制度におけるマイナンバー対応について、以下のとおり通知が出ております。

• 介護保険要介護認定・要支援認定申請書（新規・更新）
• 介護保険要介護認定・要支援認定区分変更申請書
• 介護保険住所地特例 適用・変更・終了届
• 介護保険被保険者証等交付・再交付申請書
• 介護保険料徴収猶予・減免申請書

• 介護保険居宅介護（支援）サービス費等支給申請書
• 介護保険特例居宅介護サービス費等支給申請書
• 介護保険高額介護（予防）サービス費支給申請書
• 高額介護合算療養費等支給申請書兼自己負担額証明書交付申請書
• 介護保険負担限度額認定申請書
• 介護保険負担限度額・特定負担限度額差額支給申請書
• 介護保険特定負担限度額認定申請書（旧措置入所者に関する認定申請）
• 介護保険利用者負担額減額・免除申請書
• 介護保険支払方法変更（償還払い）終了申請書
• 介護保険給付額減額等免除申請書
• 介護保険サービスの種類指定変更申請書
• 介護保険利用者負担額減額・免除等申請書（旧措置入所者に関する認定申請）
• 居宅サービス計画作成依頼（変更）届出書
• 介護予防サービス計画作成依頼（変更）届出書
• 介護保険居宅介護（予防）住宅改修費支給申請書
• 介護保険居宅介護（予防）福祉用具購入費支給申請書

被保険者の個人番号確認＋被保険者の身元確認が必要になります。

• 個人番号カード
  (注意)個人番号カードは身元確認にもなります。
• 通知カード又は個人番号が記載されている住民票の写し

1点で身元確認ができる書類

• 住民基本台帳カード（写真付きに限る）
• 運転免許証
• パスポート
• 身体障害者手帳
• 精神障害者手帳
• 療育手帳
• 特別永住者証明書
• 在留カード等

2点で身元確認ができる書類

• 介護保険被保険者証
• 介護保険負担割合証
• 介護保険負担限度額認定証
• 介護保険の各種決定通知書（氏名・住所が記載されたもの）
• 健康保険証
• 年金手帳
• 住基カード（写真なし）等

代理権＋代理人の身元＋被保険者の個人番号の3つの確認が必要なります。

 代理権の確認は、法定代理人の場合は、戸籍謄本その他その資格を証明する書類、委任代理人の場合は委任状によって行われますが、これらが困難な場合は、本人の介護保険被保険者証など官公署等から本人に対して発行・発給された書類その他の保険者が適当と認める書類で確認します。

• 個人番号カード
• 運転免許証
• 介護支援専門員証等

• 被保険者の個人番号カード（又は写し）
• 被保険者の通知カード（又は写し）
• 被保険者の個人番号が記載された住民票の写し等

(注意)これらが困難な場合は、保険者において、地方公共団体情報システム機構（住民基本台帳ネットワーク）への確認や、住民基本台帳の確認等によって番号を確認させていただきます。