子ども・女性が犯罪被害に遭わないように

子どもや女性が犯罪被害に

 力の弱い子どもや女性が、知らない人に「後をつけられる」「身体を触られる」「声をかけられる」などの被害に遭っています。

 被害に遭わないために、次のことに注意してください。

子どもを被害から守るためのポイント

子どもを守る「4つの約束」

ふじみんがランドセルを背負って後ろを振り向いているイラスト

1 ひとりにならない

 ひとりでいる子どもが不審者にねらわれます。

 登下校のときなどもなるべくひとりにならないようにしましょう。

2 知らない人についていかない

 「お菓子をあげるよ」「あっちに可愛い子犬がいるから見にいかない」などと言って、子どもを誘う不審者もいます。

 知らない人には絶対ついていかないように、繰り替えして話をしましょう。

3 大きな声で助けを呼ぶ

 「怖い」と思ったら、大きな声で周りの人に助けを求めましょう。

4 出かけるときは、家の人に知らせる

 「誰と、どこで、何時まで遊ぶか」を、家の人に伝えてから出かけることを習慣にしましょう。

車に乗った人から声をかけられたら

 「道が分からないから、車に乗って案内して」「家族が事故に遭って病院に運ばれた。車で送ってあげる」など、ウソの話で車に乗るように誘ってくる不審者もいます。

 お子さんには、『車に乗った知らない人に声をかけられても、不用意に近寄らず一定の距離を保つ。家族以外の車には絶対に乗らない』など繰り替えして話をしましょう。

自宅付近でも注意が必要

1 マンションなどのエレベーターに乗るとき

 子どもがエレベーターの中で不審者に身体を触られるなどの被害が発生しています。エレベーターに乗るときは、『乗る前に周りに不審者がいないかを確かめる・知らない人とはなるべく二人っきりで乗らない・いつでも非常ベルが押せる位置に乗る』ことを習慣にしましょう。

2 公園で遊ぶとき

 不審者は、遊具や建物などの人気がなく死角になる場所に潜んで、ひとりで遊んでいる子どもを狙っています。近所の公園などの慣れた場所でも油断は禁物です。

 友だちなど複数で遊ぶ、人気のない場所には近づかないように繰り返し話をしましょう。

3 普段行くお店でも

 お店の中でもひとりでいる子どもが不審者に声をかけられる被害が発生してます。慣れたお店でも子どもをひとりにしないようにしましょう。

 また、お店のトイレを使うときもトイレの中に不審者が潜んでいる可能性があるため、子どもをひとりで行かせず、必ず大人が付き添い安全確認をしてから使用するようにしましょう。

子どもだけで留守番をする時は

 不審者が自宅を訪れ、子どもだけで留守番をしていることを確認をし、家に入り込もうとする被害も発生しています。

 子どもだけで留守番をしている時は、家の人以外には応答しない。玄関や窓のカギは必ずかけておくように指導をしましょう。

女性を狙った犯罪から身を守るポイント

路上では、ほんのちょっとの注意であなたを守る

ふじみんが後ろを振り向いて手を振っているイラスト

路上で必要な注意

  • 人通りのある、明るい道を通るようにする。
  • 携帯電話やスマートフォンを使いながら、またはイヤフォンなどで音楽を聞きながら歩くのはやめましょう。
  • ひとりで歩く時は、防犯ブザーや携帯電話をすぐに使えるようにしておきましょう。
  • 帰りが遅くなる時は、家族に迎えにきてもらうかタクシーを利用するようにしましょう。

電車に乗るときは

女性専用車両を利用しましょう

  • チカン被害に遭わないために、できるだけ女性専用車両に乗るようにしましょう。
  • 同じ場所、同じ時間に乗る人を狙っているチカンもいます。乗る時間、場所を変えてみましょう。

混んでいる車両を避けて乗りましょう

  • 階段や改札の近くのドア付近の車両のドアは大変混雑して、チカンに狙われやすい場所です。混雑している車両はできるだけ避けるようにしましょう。
  • チカンだと思ったら、勇気を出して「チカンです」と大きな声で周りの人に助けを求めましょう。

身近な場所にも危険が潜んでいます

自宅では

  • 自宅に着いたら、ドアを開ける前に不審者がいないか周囲を確認してからドアを開けるようにし、自宅に入ったらすぐにカギをかけるようにしましょう。
  • 自宅にいる時でも、必ずカギをかけておきましょう。
  • 寝るときやお風呂に入るときも窓を開けたままにせず、必ずカギをかけましょう。
  • 来客があった時は、ドアスコープやインターフォンで確認してカギを開けるようにしましょう。
  • 宅配便を受け取る時は、送り主を確認してからドアを開けるようにしましょう。
  • 少しでも不審に思ったら、ドアを開けずに、すぐに110番通報をしましょう。

エレベーターに乗る時は

  • エレベーターに乗る前に、不審者がいないか周囲を確認してから乗るようにしましょう。
  • 知らない異性とふたりで乗る時は、ドアの付近の室内が見渡せる位置に立ち、常に警戒しましょう。
  • 異性とふたりっきりになってしまい「怖い」と感じたら、ボタンを押して近くの階で降りましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理防災課 防犯係

〒356-8501
埼玉県ふじみ野市福岡1-1-1
電話番号:049-262-9052
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2020年03月02日