ふじみ野市のあけぼの -旧石器時代-

ふじみ野市のあけぼの -旧石器時代-

ふじみ野市で人々が活動・生活した最古の痕跡は、約2万7千年前の後期旧石器時代にさかのぼります(川崎・本村遺跡)。

その当時は最終氷河期の最中で、海は凍りつき、海面は今から平均して約100メートルも下がって、日本列島は大陸とつながっていました。

ふじみ野市域は、当時、渓谷となっていた荒川を東に臨み、台地には川越江川・福岡江川・さかい川・砂川などの小河川が流れていました。

これらの河川に近い場所で生活が営まれていたことが、流域にある川崎・滝・鷺森・亀居・本村・西ノ原・東台遺跡などで確認されています。

茶色い石で周りが鋭利にとがった刃物のような2万7千年前のナイフ型石器の写真

2万7千年前のナイフ型石器(川崎遺跡出土)

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更新日:2020年03月02日