認知症の人への接し方

更新日:2025年12月01日

認知症は特別なものではなく、誰もがなる可能性があるものです。

認知症に関わらず、人と接する時には、相手を尊重し気遣うことが大切です。

認知症の人への対応の心得 3つの「ない」

  • 驚かせない
  • 急がせない
  • 自尊心を傷つけない

認知症の症状には、本人が最初に気づくことが多いようです。

認知症が進むと、段取りが上手くできないため、今までできていたのに、できなくなることが増えていきます。また、認知症特有の、言われても思い出せない「もの忘れ」が重なると、何かが起こっているという不安を感じ始めます。

本人の立場に立って考えながら対応することを心がけましょう。

対応の基本姿勢は「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」です。

人からいきなり話しかけられると、誰でも驚きます。混乱させることのないよう気を付けて、本人の意思を尊重する接し方を心がけることが大切です。

具体的な対応 7つのポイント

  • まずは見守る。
  • 余裕を持って対応する。
  • 声をかけるときは一人で。
  • 後ろから声をかけない。
  • 相手の目線に合わせて。
  • おだやかに、はっきりと。
  • 相手の言葉に耳を傾けて、ゆっくり対応する。

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