認知症の人への接し方
認知症は特別なものではなく、誰もがなる可能性があるものです。
認知症に関わらず、人と接する時には、相手を尊重し気遣うことが大切です。
認知症の人への対応の心得 3つの「ない」
- 驚かせない
- 急がせない
- 自尊心を傷つけない
認知症の症状には、本人が最初に気づくことが多いようです。
認知症が進むと、段取りが上手くできないため、今までできていたのに、できなくなることが増えていきます。また、認知症特有の、言われても思い出せない「もの忘れ」が重なると、何かが起こっているという不安を感じ始めます。
本人の立場に立って考えながら対応することを心がけましょう。
対応の基本姿勢は「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」です。
人からいきなり話しかけられると、誰でも驚きます。混乱させることのないよう気を付けて、本人の意思を尊重する接し方を心がけることが大切です。
具体的な対応 7つのポイント
- まずは見守る。
- 余裕を持って対応する。
- 声をかけるときは一人で。
- 後ろから声をかけない。
- 相手の目線に合わせて。
- おだやかに、はっきりと。
- 相手の言葉に耳を傾けて、ゆっくり対応する。
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認知症に関する知識や、認知症の人への接し方、認知症の各段階に応じた医療・介護サービスや支援を体系的にまとめたものです。
紙の冊子は市役所高齢福祉課窓口等で配布しています。
認知症サポーターは、何か特別なことをするものではなく、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者です。講座は定期的に開催しています。



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更新日:2025年12月01日