高齢者肺炎球菌予防接種

予防接種法施行令等の一部が改正されたことにより、平成26年10月1日から高齢者肺炎球菌ワクチンを定期接種として実施しています。

各年度ごとに対象年齢が設定されており、該当となる年度のみ接種が可能です。また、過去に1回も肺炎球菌ワクチン(23価)を接種したことがない人が対象です。

対象者へ該当し、接種を希望する場合は、説明書(ふじみ野市・富士見市・三芳町の実施医療機関に置いてあります)を読み、かかりつけ医と相談のうえ接種してください。

万が一、対象とならない人が接種した場合は全額自己負担となりますのでご注意ください。

高齢者の肺炎と予防

高齢者の肺炎の原因となる病原体の中で最も頻度の高い菌は肺炎球菌です。このワクチンは肺炎球菌による肺炎を予防するワクチンです。

肺炎球菌には93種類以上の型がありますが、肺炎球菌ワクチン接種によりそのうちの23種類に対して免疫をつけることができます。また、肺炎球菌が引き起こす呼吸器感染症の他、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などの予防効果もあります。

実施時期

令和5年4月1日から令和6年3月31日まで

令和5年度の対象者

接種当日に、ふじみ野市に住民登録があり、自分の意思で接種を希望する人のうち、次の1または2に該当される人

(注意)ただし、過去に任意接種も含め、肺炎球菌ワクチン(23価)の接種を受けたことがある人は対象外です。

令和5年度の対象年齢

令和5年度に次の年齢となる人
65歳 昭和33年4月2日から昭和34年4月1日に生まれた人
70歳 昭和28年4月2日から昭和29年4月1日に生まれた人
75歳 昭和23年4月2日から昭和24年4月1日に生まれた人
80歳 昭和18年4月2日から昭和19年4月1日に生まれた人
85歳 昭和13年4月2日から昭和14年4月1日に生まれた人
90歳 昭和8年4月2日から昭和9年4月1日に生まれた人
95歳 昭和3年4月2日から昭和4年4月1日に生まれた人
100歳 大正12年4月2日から大正13年4月1日に生まれた人

その他

接種日に60歳以上65歳未満の人で、心臓、じん臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいを有する人およびヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する人(各障がいとも身体障害者手帳1級程度)

接種費用

自己負担金 3,000円

生活保護受給世帯及び中国残留邦人等支援受給者の人は、市が接種費用の全額を助成するため、無料で接種できます。実施医療機関の窓口で受給証もしくは本人確認証を提示し、接種を受けてください。

接種回数

1回

(注意)過去に1回でも接種を受けたことがある人が接種をした場合、全額自己負担となりますので十分ご注意ください。

接種場所

1.ふじみ野市・富士見市・三芳町の実施医療機関

2.埼玉県内の実施医療機関(県内相互乗り入れ医療機関)

2の場合は接種時にふじみ野市発行の予防接種予診票を持参する必要があります。保健センター(フクトピア内)または大井総合支所市民総合窓口課地域福祉係に来所ください。

また現在新型コロナウイルス感染拡大防止のため、郵送での申請も受け付けております。郵送をご希望の場合は、申請書に必要事項を記入の上、保健センターまで送付してください。なお予診票等の発送まで1週間から2週間程度かかりますのでご了承ください。

3.県外の医療機関

県外の医療機関で接種を希望される場合、ふじみ野市から接種希望医療機関へ依頼書を交付しますので、事前に保健センター(フクトピア内)での申請が必要となります。詳しくは保健センター(フクトピア内)までお問い合わせください。

持ち物

ふじみ野市、富士見市、三芳町の実施医療機関で接種を行う際は、事前に直接実施医療機関へ申し込み、以下の持ち物を持参し接種をうけてください。

  • 健康保険証
  • 自己負担金 3,000円
  • 60歳以上65歳未満で身体障がいを有する人(対象者2.に該当する人のみ)は、身体障害者手帳を合わせてご持参ください。
  • 生活保護受給者は受給証、中国残留邦人等支援受給者は本人確認証を持参し、無料で接種できます。

ご注意

この予防接種は義務ではありません。本人が希望する場合のみ接種をうけてください。ご家族が接種を希望されても、本人の希望が確認できない場合は接種を行うことはできません。

高齢者肺炎球菌予防接種についての説明書(実施医療機関にあります)を読み、効果や副反応、健康被害の対応などについて十分に理解し同意の上で接種をうけてください。

接種時、予診票に接種者本人の署名が必要となります。自署できない場合は、ご家族と一緒に実施医療機関へおうかがいください。

新型コロナワクチンとの同時接種は認められていません。接種する場合は、13日以上の間隔を空けてください。

次の人は接種をうけることができません。

  • 明らかな発熱がある人(37.5℃以上)
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  • 予防接種に含まれる成分により、重篤なアレルギー症状を起こしたことがある人
  • インフルエンザ予防接種をうけ発熱及びアレルギーを疑う症状を呈したことがある人
  • その他、医師が不適当な状態と判断した場合

その他

この記事に関するお問い合わせ先

保健センター 健康推進係

〒356-0011
埼玉県ふじみ野市福岡1-2-5
電話番号:049-264-8292
メールフォームによるお問い合わせ


更新日:2023年04月01日