高齢者インフルエンザ予防接種

更新日:2025年08月29日

インフルエンザ予防接種は、高齢者の発病防止や特に重症化防止に有効であることが確認されています。

予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまで2週間程度かかり、その効果が持続する期間は約5か月間とされています。より効果的に有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことをお勧めします。

なお、この予防接種は義務ではないため、予防接種の効果と副反応、注意事項等についてご理解されたうえで、個人の判断により接種を受けていただくようお願いします。

対象者

ふじみ野市に住民登録があり、接種日において本人が希望し、1または2にあてはまる人

  1. 65歳以上
  2. 60歳以上65歳未満で
  • 心臓、じん臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障害を有する人
  • ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人

(心臓・じん臓・呼吸器・免疫機能の身体障害者手帳1級に相当する人)

 (注意)被接種者の接種希望の意思確認ができない場合は、市が行う予防接種の対象にはなりません。

実施期間

令和7年10月1日(水曜日)から令和8年1月31日(土曜日)まで

(注意)実施期間外での接種は全額自己負担となります。

接種回数

実施期間中(令和7年10月1日から令和8年1月31日まで)1回限り

(注意)実施期間中に2回以上接種された場合、2回目以降の接種については全額自己負担となりますので、ご注意ください。

接種費用

自己負担額1,500円(公費負担額を差し引いた金額です)

生活保護受給者、中国残留邦人等の人の自己負担はありません。

(注意)ふじみ野市契約外の医療機関(埼玉県外の医療機関など)で接種する場合は、接種の2週間前までに申請が必要です。医療機関にて接種費用を全額負担いただいた後に、上限3,593円(生活保護受給者、中国残留邦人は上限5,093円)まで補助します(上限額を超えた分は自己負担になります)。

詳しくは、下記実施方法の(3)をご参照ください。

実施方法

(1)…ふじみ野市、富士見市、三芳町の実施医療機関での接種

直接、実施医療機関に予約の上、接種してください。

予診票は各実施医療機関にあるため、保健センターへの申請は不要です。

持ち物

  • マイナンバーカード(または資格確認証と住所が確認できるもの)

(注意1)60歳以上65歳未満で身体障がいを有する方は、身体障害者手帳をご持参ください。

(注意2)生活保護受給者は生活保護受給証、中国残留邦人等支援受給者は本人確認証をご持参ください。

(2)…(1)以外の埼玉県内の実施医療機関(県内相互乗り入れ医療機関)での接種

埼玉県内(ふじみ野市、富士見市、三芳町を除く)実施医療機関の場合は、ふじみ野市発行の予防接種予診票を持参する必要があります。予診票交付の為に事前申請が必要です。

(注意1)埼玉県内の医療機関でも、(3)のお手続きが必要な場合があります。

(注意2)下記URL(埼玉県医師会)に記載されていない医療機関・施設で接種する場合は、接種の2週間前までに保健センターへお問い合わせください。

申請開始日

令和7年9月22日(月曜日)午前9時から

(注意)接種開始は令和7年10月1日(水曜日)からです。実施期間外での接種は全額自己負担になります。

申請方法

以下のいずれかの方法で、必ず接種前にご申請ください。

  1. 保健センター(平日8時30分から午後5時15分)窓口で申請する。
  2. 大井総合支所 福祉窓口係(平日8時30分から午後5時15分)窓口で申請する。
  3. ウェブフォーム(24時間受付)にて申請する。

接種の流れ

  1. 接種前に上記方法で、高齢者インフルエンザ予防接種県内相互乗り入れの申請をし、ふじみ野市が発行する予診票を受け取ります。
  2. 申請時に申告した医療機関に予約をし、接種をします。

(注意)接種費用(自己負担額)は、市内等で接種を受ける場合と同様です。

接種時の持ち物

  • マイナンバーカード(または資格確認証と住所が確認できるもの)
  • ふじみ野市発行の「予防接種予診票」

(注意1)60歳以上65歳未満で身体障がいを有する方は、身体障害者手帳をご持参ください。

(注意2)生活保護受給者は生活保護受給証、中国残留邦人等支援受給者は本人確認証をご持参ください。

(3)…埼玉県外など(1)・(2)以外の医療機関での接種

埼玉県外などの医療機関に入院または施設等に入所しているなど、上記(1)または(2)のいずれにも該当しない医療機関等で予防接種を希望する場合は以下の申請が必要です。

申請の流れ

接種前接種後に手続きが必要です。

  1. 「予防接種依頼書交付申請書」を接種の2週間前までに保健センター窓口に提出、もしくはウェブフォームで申請します。(申請ウェブフォーム
  2. ふじみ野市発行の必要書類等を整えたうえで、医療機関等で接種します。
  3. 接種費用は、医療機関等の窓口で全額支払い、領収書(予防接種の金額がわかるもの)、接種済証などの接種記録をもらいます。
  4. 接種後に、必要書類を整え、保健センターで補助金申請を行います(この申請により、指定口座へ振り込まれます)。

(注意)この手続きの申請窓口は保健センターのみとなります。大井総合支所では申請を受け付けていません。

(注意)接種後の受付は一切できませんのでご注意ください。

接種時の持ち物

  • マイナンバーカード(または資格確認証と住所が確認できるもの)
  • ふじみ野市発行の「予防接種予診票」
  • ふじみ野市発行の「予防接種依頼書」

(注意1)60歳以上65歳未満で身体障がいを有する方は、身体障害者手帳をご持参ください。

(注意2)生活保護受給者は生活保護受給証、中国残留邦人等支援受給者は本人確認証をご持参ください。

接種に際しての注意事項

この予防接種は義務ではありません。本人が希望する場合のみ接種を受けることができます。ご家族が接種を希望されても、本人の希望が確認できない場合は接種を行うことはできません。

インフルエンザ予防接種についての説明書を読み、効果や副反応、健康被害の対応などについて十分に理解し同意の上で接種を受けてください。

接種時、予診票に接種者本人の署名が必要になります。自署できない場合はご家族と一緒に接種医療機関へ受診してください。

次の人は接種を受けることができません。

  • 明らかな発熱がある人(一般的に37.5度以上)
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  • 予防接種に含まれる成分により重篤なアレルギー症状を起こしたことがある人
  • インフルエンザ予防接種を受け発熱及びアレルギーを疑う症状を呈したことがある人
  • その他医師が不適当な状態と判断した場合

他の予防接種との接種間隔について

インフルエンザ予防接種は、他の予防接種との接種間隔の制限はありません。新型コロナウイルス感染症予防接種と同時接種も可能です。

予防接種を受けた後の一般的な注意事項

  1. 予防接種を受けた後、30分間は医師とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。急な副反応がこの間に起こることがあります。
  2. インフルエンザワクチンの副反応の多くは24時間以内に出現しますので、特にこの間は体調に注意しましょう。
  3. 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこするのはやめましょう。
  4. 接種当日はいつも通りの生活をしてかまいませんが、激しい運動や大量の飲酒は避けましょう。
  5. 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

予防接種健康被害救済制度

予防接種法に基づく定期予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要な場合、また障害が残った場合などに、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

保健センター 健康推進係

〒356-0011
埼玉県ふじみ野市福岡1-2-5
電話番号:049-264-8292
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