子どもの居場所

「子どもの居場所」について

子どもの居場所は、「家でも学校でもなく居場所と思えるような場所」のことです。子どもの安全・安心を守るための最低限のルールを除き、「こうあるべき」といった固定概念はなく、運営者の創意工夫により多様な形で展開されています。人とのつながりや教育・体験の機会を通じて子供の自己肯定感をはぐくみ、貧困や孤独・孤立の解消、コミュニティの再生などの役割も担っています。

  代表的なものとしては次の3つが挙げられます。

1.子ども食堂

2.学習支援教室

3.プレーパーク

1.子ども食堂

地域の人々が主体となり運営し、子どもが一人でも安心して利用することができる無料または低額の食堂です。食事を提供するだけでなく、学習支援や体験の機会を提供している場所も増えています。
経済的に苦しい家庭の子どもはもちろん、夜一人で食事をしている子どもや、忙しくて食事を作ることのできない家庭、一人暮らしの高齢者等地域の人たちが一緒に食卓を囲み、団らんしながら、顔の見える関係を作っています。

ふじみ野市内では、9か所の子ども食堂(子どもの居場所は13か所)があります。

2.学習支援教室

経済的に苦しい家庭の子どもへの学習支援は、単に勉強を教えるだけでなく、ときには家庭訪問なども行い、保護者や家庭も支えつつ、子どもが安心して過ごせる居場所を確保しながら行われています。
  高校中退を含む中卒者が貧困に陥るリスクがとくに高いことから、文部科学省でも高校卒業を目指す支援を強化しています。こうした背景から、各地の教育委員会を中心にNPO や民間団体、塾などが協力して支援が行われています。

ふじみ野市では、市が主体で学習支援教室を実施しております。また、市内の子どもの居場所においても、学習支援を実施しているところもあります。

 

3.プレーパーク

地域住民や行政などが協働しながら、禁止事項を減らし、子供たち自身が想像力で工夫して、遊びを作り出す、子供たちがのびのび遊べる場所です。
  遊び場の環境づくりや場のコーディネートをするプレーリーダーが、遊びの種類に応じ注意を払ったり、子供の関心を引き出したり、声掛けをすることにより、お互いに信頼関係を結ぶことができ、よき相談相手にもなっていきます。

 

この記事に関するお問い合わせ先

地域福祉課 福祉総合支援チーム

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更新日:2024年03月05日