自治組織に関するよくあるご質問

自治組織（町会・自治会・町内会）とは、一定の区域内に住んでいることが縁で形成された自主的な組織であり、その区域に住所を有する全ての世帯は、構成員となることができます。
現在、ふじみ野市には、58の自治組織があります。
活動内容はそれぞれの組織によって異なりますが、住民相互の親睦を深めることのほか、より良い地域づくりのために地域の様々な課題解決に向けた取り組みなどを行っています。

区分表をご確認ください。なお、ご不明な点がございましたら協働推進課へお問い合わせください。

住みよい地域づくりのためには、行政サービス「公助」に加え、地域住民の皆さんによる助け合い「共助」が欠かせません。
これは、東日本大震災を経験した中で、「地域の絆」「地域力」とも言われるようになりました。
自治組織のさまざまな取組は、まさに地域の「共助」の機能を高めるものであり、地域の多くの方が自治組織に加入され、活動が活発化することが望まれています。
市では、自治組織をまちづくりに欠くことのできない重要なパートナーと位置づけ、様々な活動の支援に努めています。

自治組織は、自主防災組織を設置し、災害グッズを備蓄しています。
また、防災訓練などを実施していますので、災害時の自治組織における取組を知るとともに、自らの備えに役立てることができます。
さらに、自治組織に加入し、地域の活動に参加することにより、顔がわかる関係になりますので、災害直後の共助の取組（救助や避難活動）が強化されます。
また、防犯、交通安全、子育て、高齢者、環境美化などの身近な課題を共に考え、解決していくことにより、安全・安心な住環境を整えることができます。
そして、地域行事等のチラシ回覧により、生活に必要な情報が容易に手に入ります。

自治組織への加入は、強制ではありません。
しかし、防災・防犯、自治組織が管理する防犯灯・ごみ収集場所など、地域生活に密着した課題は、個人での解決が難しい場合があります。
このような課題を解決するために、自治組織の役割が必要となるので、ぜひ加入してください。

特に明確な基準はありませんが、町丁別、地区地域の特殊性、開発区域、道路を境にするなど、区域の広さ、加入戸数もさまざまです。

地縁（近所に住んでいるという関係）により組織され、自主的に運営されている任意団体と位置付けされています。
しかし、地域課題の解決に取り組んでいる公共的団体で、課題解決に当たっては、防災や防犯など行政及び関係団体と協力して取り組む場合も数多くあります。
このため、自治組織の運営や事業実施を支援するため、市は補助金を交付しています。

住民のニーズが多様化してきたことや、家庭や地域での新たな課題が多くなってきたことで、行政だけでの対応は難しくなってきました。
そこで、自治組織と行政の役割を分担しながら、地域の実態に沿った課題の解決に向けて、住民が主体となって取り組むことが求められています。
地域での助け合いの取組は、大きな災害時にも証明されたように、行政の手の届かない部分を補う意味からも必要です。
地域住民が自ら考え行動することで、きめ細かなまちづくりができると考えています。

防災・防犯活動、環境美化活動、夏祭りなどさまざまな活動に取り組んでいます。

以下のファイルをご覧ください。

会費は、自治組織ごとに異なります。
金額は、自治組織にご加入の方又は協働推進課までお問合せください。

活動内容に応じて市からの助成として、自治組織運営費補助金、事業費補助金、集会施設維持管理費補助金、資源回収事業報償金等が交付されています。
また、集会所利用料収入、イベント等での売上げなどもあります。

ぜひ参加してください。
行事に参加することで楽しさを知っていただき、隣近所との交流を広げていくことで、加入を検討していただきたいと思います。

自治組織で加入している保険があれば、活動中の怪我は補償される場合があります。

自治組織に興味を持たれた方、加入を希望される方は、協働推進課へご連絡ください。
詳しいご案内をさせていただくとともに、お住まいの地域の自治組織への橋渡しをさせていただきます。

メールでもお問い合わせいただけます。