令和6年度 アウトリーチ派遣事業

ふじみ野市では、文化芸術に関わるアウトリーチ派遣事業を行っています。

アウトリーチ(Out reach)とは、「外へ手を伸ばす」という意味で、地域の中に出かけて行う普及活動を言います。

本事業は、小中学校等からのご要望に基づいて、芸術家を派遣し、子どもの頃から文化芸術に親しむ環境づくり、心豊かな感性を育む情操教育の一助、芸術系の部活動等へのサポートなどを目的とし、文化・芸術を間近に体験していただく機会になることを目指しています。

派遣アーティストは、主にふじみ野市近隣在住の様々な分野で活躍中のアーティスト達です。

詳しくは、次のリンク先をご覧ください。

令和6年度アウトリーチ派遣事業の実績

第4回 鶴ケ岡地区協働事業「鶴ケ岡マルシェ」誤嚥防止発声教室

市内の鶴ケ岡地区(鶴ケ岡2丁目・3丁目・4丁目、七彩の街町会)がふじみ野市社会福祉協議会と協働で月に1回開催している「鶴ケ岡マルシェ」にプロの声楽家を派遣し「誤嚥防止発声教室」を開催いただきました。

講師を務めていただいた声楽家の相原崇さん(バスバリトン)は、ふじみ野市立産業文化センターや市民交流プラザでの「健康発声」の指導や、市内幼稚園での歌の指導、ふじみ野市政20周年記念事業のコンサートでの音楽指導など、発声・音楽の指導の経験が豊富です。

軽快なトークで参加した皆さんの緊張をほぐし、声を出すこと・呼吸の重要さを説明いただくと、体を動かしながらゆっくり呼吸することから始め、テンポよくさまざまな言葉の発声を行い、最後は相原さんのミニコンサートで素敵な歌をお届けいただきました。

参加いただいた皆さんは終始笑顔で、最初は遠慮がちだった声もだんだんと大きなり、笑い声のあふれる楽しい時間となりました。

日時

令和7年2月25日(火曜日)午後2時15分から午後3時

場所

鶴ケ岡コミュニティセンター

対象

鶴ケ岡地区(鶴ケ岡2丁目・3丁目・4丁目、七彩の街町会)にお住まいの方

参加者

26名

派遣アーティスト

  • 相原崇さん(バスバリトン)

NPO法人ふじみ野市音楽家協会所属

ストレッチしながら深呼吸
相原さんの爆笑トーク

第3回 鶴ケ岡地区協働事業「鶴ケ岡マルシェ」新春コンサート

市内の鶴ケ岡地区(鶴ケ岡2丁目・3丁目・4丁目、七彩の街町会)がふじみ野市社会福祉協議会と協働で月に1回開催している「鶴ケ岡マルシェ」にプロの演奏家を派遣し「新春コンサート」を開催しました。

「鶴ケ岡マルシェ」は月に1回で外にかける機会をつくり、学びや楽しみを通して地域にお住いの皆さんの交流を促進し、健康寿命を延ばすことを目指し、地域で健康に安心・安全に自立して生活することを目指した、地域の支え合い事業です。

オーボエの佐藤友洋さん、ピアノの柴田勇紀さんに、1部はクラシック曲、2部は昭和歌謡を演奏していただきました。演奏だけでなく、楽器や楽曲の紹介、作曲家や当時の時代背景など、楽しいトークで地域の皆さんと交流しながらアットホームなコンサートとなりました。

鶴ケ岡マルシェの常連の方だけでなく、コンサートを目的に始めて足を運んだという方も来て、生演奏を聴いて皆さんが楽しみ、感想や思い出を語り合う素敵なひとときをお過ごしいただきました。

日時

令和7年1月28日(火曜日)
第1部…午後1時30分から午後2時
第2部…午後2時30分から午後3時

場所

鶴ケ岡コミュニティセンター

対象

鶴ケ岡地区(鶴ケ岡2丁目・3丁目・4丁目、七彩の街町会)にお住まいの方

参加者

第1部…25名
第2部…27名

派遣アーティスト

  • 佐藤友洋さん(オーボエ)
  • 柴田勇紀さん(ピアノ)

NPO法人ふじみ野市音楽家協会所属

演奏曲

  • 組曲「動物の謝肉祭」より『白鳥』
  • バレエ音楽「白鳥の湖」より『情景』
  • ガブリエルのオーボエ
  • Ave Maria<カッチーニ>
  • 連続テレビ小説「あすか」より『風笛』
  • いい日旅立ち
  • また君に恋してる
  • 越冬つばめ
  • 愛燦燦
  • 上を向いて歩こう
アウトリーチの写真
アウトリーチの写真

第2回 西原小学校 開校50周年記念音楽会 ミニコンサート

開校から50周年の節目を迎える西原小学校の音楽会にプロの演奏家を派遣し「ミニコンサート」を開催しました。開校50周年を祝うと共に、子どもたちがプロの演奏を鑑賞することを通して、音楽的感性を育てることがねらいです。

ヴァイオリンの佐藤茜さん、伊東佑樹さん、ヴィオラの塚本遼さん、チェロの渋井妙さんの4名による弦楽四重奏にお越しいただき、クラシック曲から童謡、アニメ映画の主題歌などを演奏していただきました。

児童たちは身体をゆらしてリズムをとったり、「この曲知ってる」「好きな曲だ」と嬉しそうに話したり、演奏に合わせて歌詞を口ずさんだりと、思い思いの形で演奏を楽しんでいました。

最後に弦楽四重奏の伴奏で西原小学校校歌を合唱し、児童だけでなく、音楽会を参観していた保護者や地域の皆さん、教職員がひとつになってミニコンサートをお楽しみいただきました。

日時

令和6年11月9日(土曜日)午前11時10分から40分

場所

ふじみ野市立西原小学校 体育館

対象

全校生徒(225人)、保護者、地域の皆さんほか

派遣アーティスト

  • 佐藤 茜さん(ヴァイオリン)
  • 伊東 佑樹さん(ヴァイオリン)
  • 塚本 遼さん(ヴィオラ)
  • 渋井 妙さん(チェロ)

NPO法人ふじみ野市音楽家協会所属

演奏曲

  • アイネクライネナハトムジーク
  • 秋の童謡
  • 虹の彼方に
  • 星に願いを
  • となりのトトロ
  • ふじみ野市立西原小学校校歌
塩素風景1
演奏風景2

第1回 音楽の特別授業「木管楽器について」

小学4年生の「音楽」で学習する「木管楽器」への理解を深めるため、福岡小学校へ音楽家を派遣しました。福岡小学校4年生への同授業は、ことしで4回目となります。

共に国内外でご活躍のフルーティスト・中村淳さん(東京芸術大学大学院並びにグラーツ国立音楽大学PPCM大学院に在学中)と、ピアニスト・渡邊さくらさん(東京芸術大学大学院並びにリドット音楽アカデミーに在学中)にお越しいただき、生演奏と楽器の解説をしていただきました。

中村さんには、フルートだけでなく、フルートの前身となった古楽器「フラウト・トラヴェルソ」や「バスフルート」「コントラバスフルート」「ピッコロ」など、さまざまな管楽器を持参いただき、児童たちは興味津々の様子で、それぞれの楽器の違いに注目していました。

クラシック、現在音楽、身近なJ-POPや合唱曲など、1時間の授業の間にさまざまな曲を演奏いただき、児童たちに生演奏の迫力や音楽の楽しさを伝えていただきました。

日時

令和6年9月20日(金曜日)午前11時45分から午後0時30分(4時間目)

場所

福岡小学校体育館

対象

福岡小学校4年生(95人)

派遣アーティスト

  • 中村 淳さん(フルート)
  • 渡邊 さくらさん(ピアノ)

共にNPO法人ふじみ野市音楽家協会、ふじみ野市文化協会所属

演奏曲

  • 情熱大陸
  • メヌエット
  • ファランドール
  • ガボット
  • ショパン エチュードop.10-4(ピアノソロ)
  • Zoom Tube(フルートソロ)
  • チャルダッシュ
  • 夜に駆ける
  • 風のメロディー(児童との合唱)
アウトリーチ授業の写真
楽器解説の様子

この記事に関するお問い合わせ先

文化・スポーツ振興課 文化振興係

〒356-8501
埼玉県ふじみ野市福岡1-1-1
電話番号:049-262-8124
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更新日:2025年03月07日