おいしい地場産の学校給食

安全安心、そしておいしい!地場産の学校給食

大きな釜と大きなヘラで給食を作っている写真

クラスのみんなといっしょに食べる給食。小中学校に通っている子どもたちが、学校生活の中で楽しみにしているものの一つです。
いま、子どもたちが健康で豊かな生活を送るために、学校給食の充実が注目されています。

ふじみ野の米・野菜などを使った学校給食

現在、市内の小中学校に提供する学校給食は、なの花学校給食センターで小学校7校・中学校3校分、 あおぞら学校給食センターで小学校6校・中学校3校分を作っています。給食にはふじみ野市やその周辺でとれた野菜がたくさん使われています。

ふじみ野市で収穫したネギを洗っている上福岡学校給食センターの職員の写真

基本理念は「安全安心な好ましい学校給食の提供」

「地産地消」という言葉をよく耳にします。「地産地消」とは、地域生産地域消費の略で、地域で生産された農産物 などをその地域で消費することです。
学校給食法では、学校給食が「食育」の重要な役割を果たすものとして位置づけられています。その指導に当たっては、「『地場産物』を活用し郷土や食への関心・愛着などを深め、地域の食文化や食産業 または自然環境の恵みに対する理解を図るように努めること」としています。
また、日本に古くからある言葉で、「身土不二(しんどふじ)」という言葉があります。これは、「身体と土とは一つであるとし、身近なところ(三里四方、四里四方)で育ったものを食べ、生活するのが良いとする考え方」です。
ふじみ野市でも、現在「安全安心な好ましい学校給食の提供」の理念の下、地元農産物を学校給食に取り入れています。

ざるに入れられた地元農産物の米の写真

おいしさの秘密

食品・食材の安全性

安全なものを子どもたちに食べてもらうために、無添加食品や国内産の果物、野菜、肉などを使用しています。それにより、合成食品添加物や遺伝子組み換え食品なども含め、化学物質を給食からできる限り排除しています。

物資規格書を記入する上福岡学校給食センターの職員の写真

地元農産物を使用

地元農産物のおいしさを子どもたちに味わってもらうため、地域で採れた旬の野菜を積極的に献立に取り入れています。
生産者の顔が見える安全・安心でかつ新鮮な食材が提供されることは、子どもたちの食文化や健康面でもいい影響が生まれます。
献立表、給食だよりや給食時の校内放送で地域で採れた食材などを紹介して、子どもたちの理解を深めています。
また、子どもたちに地元の農産物を大切に食べてもらうために、生産者から作物を育てる喜びや苦心していることなどをお聞きし、地場産だよりを作成し、各学校へ配付しています。

季節を感じられる食材

旬の野菜・果物などを使用し、日本のすてきな四季を感じてもらえる献立にしています。
「旬」とは、野菜や果物では熟度が増す時期、魚介類では脂がのったり、うまみがもっとも増す時期をいいます。旬の食べ物は、 おいしいだけではなく、たくさんの栄養が含まれています。

和食(米)を中心にした給食

日本の食文化を伝え、生活習慣病を予防するため主食は米飯を週3回、めんとパンを1回ずつにしています。また、おかずに野菜や魚介類、海藻類を積極的に使っています。

素材をいかした手作り給食

安全でおいしい給食を提供するためにシチューやタレ、ソース、てんぷら、また肉や魚などの食材による一品料理はまごころのこもった手作りがほとんどです。

味のベースは天然だし汁

出汁は化学調味料などを使わず、天然材料(かつお節、コンブ、豚骨、とりガラ、野菜など)からとっています。子どもの正しい味覚を育てるように努めています。

リクエスト献立やお楽しみ給食

子どもたちに「食」への関心を高めてもらうため、リクエスト献立やお楽しみ給食を実施しています。
リクエスト献立は、心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事の摂り方を理解し、自ら管理していく能力を学びます。
お楽しみ給食は、小学校6年生の3月の給食で実施していて、先生やクラスメイトと楽しい思い出作りの場になっています。

 

地場産だより

この記事に関するお問い合わせ先

学校給食課 学校給食係

〒356-8501
埼玉県ふじみ野市福岡1-1-1
電話番号:049-220-2086
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更新日:2024年12月12日