入学準備金・奨学金利子補給制度
高等学校・大学等に入学する方及びその方と同一世帯の方で、日本政策金融公庫及び日本学生支援機構から入学準備金・奨学金(入学及び修学に要する教育資金)を借り入れた方に対し、経済的負担の軽減を図るため、市がその返済利子の一部または、全部を交付する制度です。
利子補給の対象者
次の要件全てに該当する方が対象となります。
- 入学準備金・奨学金を日本政策金融公庫または日本学生支援機構から借り入れている方(平成30年4月1日以降に入学した生徒又は学生と同一の世帯の方に限る。)
- ふじみ野市の住民基本台帳に引き続き1年以上記録されている方
- 世帯全員が市民税その他市税を滞納していない方
- 世帯員の昨年中の収入額の合計が一定額(生活保護受給額と比較して6倍)未満の方
利子補給の内容・期間
利子補給額は、返済時の利率で元利均等月賦償還、措置期間なしとして計算します。
利子補給期間は申請日以後に到来する最初の返済日から5年間(60月間)とし、対象生徒・学生1人につき年額1万円、総額5万円を限度とします。
毎年1月1日から12月31日までに返済した利子に対して助成します。
利子補給の対象額は、融資を受けたうちの以下の表の金額を限度額とします。
(注意)申請前に既に返済済みの利子については、利子補給の対象外となります。
(注意)交付決定後に市外へ転出された場合は、転出前に約定償還日が到来したもののみが利子補給の対象となります。
(注意)繰上返済を行った場合は、利子補給が中止となりますのでご注意ください。
(注意)日本政策金融公庫から借り入れた方で、入学しなかったとき、又は退学したときは、交付決定を取り消し、既に利子補給金が振り込まれている場合は、返還いただくこととなります。
日本政策金融公庫から借り入れたもの
区分 | 限度額 |
---|---|
国立及び公立の高等学校、高等専門学校、専修学校(高等課程) | 300,000円 |
私立の高等学校、高等専門学校、専修学校(高等課程) | 400,000円 |
国立及び公立の大学、短期大学、専修学校(専門課程) | 500,000円 |
私立の大学、短期大学、専修学校(専門課程) | 600,000円 |
日本学生支援機構から借り入れたもの
区分 | 限度額(月額) |
---|---|
高等専門学校 | 30,000円 |
大学、短期大学、専修学校(専門課程) | 60,000円 |
利子補給金交付までの流れ
(1)融資決定
融資の詳細については、以下の問い合わせ先に直接お問い合わせください。
日本政策金融公庫 川越支店(教育一般貸付:国の教育ローン)
〒350-1123 川越市脇田本町14-1日本生命川越ビル5階 電話 049-246-3211
日本学生支援機構(奨学金)
こちらに関しては、在学中の学校を通しての申請となります。通われている学校の奨学金窓口へお問い合わせください。
(2)交付申請
日本政策金融公庫から借り入れた方
借入後、次の書類を教育総務課に提出してください。
- 入学準備金・奨学金利子補給交付申請書
- 入学・在学を証明する書類の写し(学生証、在学証明書など)
- 日本政策金融公庫が発行する契約内容お客様控え(借用証書部分)の写し
- 日本政策金融公庫が発行するお支払額明細書(全ページ)の写し
日本学生支援機構から借り入れた方
全ての借入が終了後、下記の書類を提出してください。
- 入学準備金・奨学金利子補給交付申請書
- 卒業を証明する書類の写し(卒業証書、卒業証明書など)
- 日本学生支援機構が発行する貸与奨学金返還確認表の写し
入学準備金・奨学金利子補給交付申請書について
以下のリンクからダウンロードが可能です。また、ふじみ野市役所第2庁舎3階教育総務課にてお配りしています。
入学準備金・奨学金利子補給交付申請書 (Wordファイル: 18.9KB)
入学準備金・奨学金利子補給交付申請書 (PDFファイル: 81.2KB)
(注意)申請書2ページ目の申請者との続柄・氏名欄には、申請者を除く世帯員全員をご記入ください。
(注意)申請に不備があった際等に連絡を差し上げますので、必ず連絡のつく電話番号を記載してください。
(注意)予算の範囲内での交付となります。
(3)交付決定
申し込み内容を審査の上、利子補給の可否を決定し、交付決定通知または不交付決定通知を12月頃に郵送します。
交付決定を受けた方については、併せて「入学準備金・奨学金利子補給交付請求書」を郵送しますので、利子補給金の請求を行ってください。
(4)利子補給金請求
日本政策金融公庫から借り入れた方
交付決定を受けた方は、市が送付する「入学準備金・奨学金利子補給交付請求書」に必要事項を記入のうえ、「お支払い済額明細書」と併せて市へ請求してください。なお、請求は同封文書に記載されている期限までに行ってください。
(注意)お支払い済額明細書は、日本政策金融公庫に発行を依頼していただき提出をお願いいたします。なお、依頼後ご自宅に届くまでに2週間程度期間が必要となるため速やかに発行依頼をお願いいたします。
なお、日本政策金融公庫のホームページから発行依頼が可能です。
【外部リンク】日本政策金融公庫 各種証明書等発行 申込受付ページ
日本政策金融公庫 各種証明書等発行 申込受付ぺージから発行申込を行う際に「ご希望の証明書等」で、「お支払い済額明細書」を選択し、明細期間は対象となる年の1月1日から12月31日を指定してください。「お支払い額明細書」ではなく、必ず「お支払い済額明細書」を選択し発行依頼を行ってください。
日本学生支援機構から借り入れた方
交付決定を受けた方は、市が送付する「入学準備金・奨学金利子補給交付請求書」に必要事項を記入のうえ、「奨学金返還額証明書」と併せて市へ請求してください。なお、請求は同封文書に記載されている期限までに行ってください。
(注意)奨学金返還額証明書は、日本学生支援機構に発行を依頼していただき提出をお願いいたします。なお、依頼後ご自宅に届くまでに2週間程度期間が必要となるため速やかに発行依頼をお願いいたします。
なお、日本学生支援機構のホームページ「スカラネット・パーソナル」から発行依頼が可能です。
日本学生支援機構 スカラネット・パーソナルの各種届・願出・繰上返還申込メニューより、各種証明書発行依頼にて「奨学金返還証明書」の発行依頼の手続きを進めていただき、「奨学金返還証明書 発行依頼事項記入」の中で「奨学金返還額証明書」の「有」にチェックを入れていただき、指定する期間には対象となる年の1月1日から12月31日を指定のうえ発行依頼を行ってください。
(5)利子補給金交付
請求書受領後、2月から3月頃に、申請者の指定する金融機関に助成金を振り込みます。
なお、請求は1年毎に行っていただきますので、2年目以降も同様の手続きが必要となります。
更新日:2022年03月08日