ナガミヒナゲシに注意してください
ナガミヒナゲシとは
ヨーロッパ地中海沿岸原産のケシ科ケシ属の植物で、春先から初夏にかけて道端や庭先等で生育し、オレンジ色の花を咲かせる外来植物です。
非常に強い繁殖力を持ち、他の植物の成長を妨げてしまうため、「埼玉県レッドデータブック2011植物編」に今後注目すべき外来植物として掲載されています。
(注意)茎から出る液に触れると、かぶれることがあるので注意してください。
ナガミヒナゲシの駆除
ナガミヒナゲシが繁殖してしまうと、既存の生態系に影響があります。駆除の協力をお願いします。
最適な駆除時期は、開花する前のロゼット葉と呼ばれる葉が根元から放射状に広がっている冬の時期です。
既に種ができてしまっている場合には種が飛ばないように注意してください。

写真提供:藤井義晴氏(元・農水省農業環境技術研究所、現・鯉淵学園教授、東京農工大学名誉教授)
駆除の方法
- 種が飛散しないように抜き取るまたは地上近くで刈り取る
- ビニール袋に密封し、もやすごみの日に出す
(注意)肌に直接触れるとかぶれたり、けがをする可能性があります。手袋・長袖を着用して作業してください。
更新日:2025年04月28日