外来生物に要注意!
外来生物
外来生物とは、もともとその地域にいなかったのに、人間によって他の地域から入ってきた動物・植物のことを指します。
外来生物が国内に侵入し定着してしまうと、日本固有の生態系に様々な影響を及ぼしたり、人に危害を加えたり、病気を拡げたり、あるいは農林水産業へ被害を及ぼす可能性があります。
特定外来生物
もともと日本にいなかった外来生物のうち、生態系などに被害を及ぼすものを法律で「特定外来生物」として指定し、飼育・栽培・保管・販売・譲渡・輸入などが原則として禁止されている生物です。
例
市内に生息している【特定外来生物】のひとつにアライグマがあり、本市でも埼玉県の駆除計画に基づき、目撃情報により駆除を行っています。
自宅で見かけた場合は捕獲わなの貸し出しを行っておりますのでご連絡ください。
今後注目すべき外来植物
特定外来植物ではありませんが、埼玉県が、今後分布の拡大で在来植物に影響を与えると思われるものとして埼玉県ホームページに掲載されている植物です。
ナガミヒナゲシ
市内でよく見られる「今後注目すべき外来植物」としてナガミヒナゲシがあります。ナガミヒナゲシは春先から初夏にかけて道端や庭先等で生育し、オレンジ色の花を咲かせる外来植物です。非常に強い繁殖力を持ち、他の植物の成長を妨げてしまうため、自宅の庭先等で見かけた際には駆除を行いましょう。種ができる前に抜き取り、ビニール袋等に入れて密封し、もやすごみとして出しましょう。既に種ができている場合には種が飛ばないように注意してください。駆除を行う際は怪我を防止するため、作業用手袋や長袖を着用するなどしてできるだけ肌の露出を減らしましょう。
更新日:2022年03月10日