平和の像

「平和の像」は、旧上福岡市が非核平和都市宣言をしたことを記念して昭和60年度に建立しました。

制作者は、当時上福岡市内在住の彫刻家・小野寺優元さんです。

制作の意図は、「遺跡発掘調査によると新河岸川周辺では、縄文時代以前からカシやナラ、シイ、クスなどの照葉樹林に分け入り、この地で暮らしていた人々は木の実を拾い、シカやイノシシを狩り、台地の下に広がる干潟や遠浅の海で貝を採り、漁をして暮らしていた。そして、土偶を母なる大地の神としてまつり、豊かな自然の恵みを感謝し、家族の健康や安産を祈っていた。現代の殺伐とした物質文明の中、平和の像を通して縄文時代から続く平和で豊かな暮らしを守り続けている地母神を思い、平和への想いを新たにしてほしい。」との思いが込められています。

平和の像の移設

令和2年4月より始まりました上福岡公民館・コミュニティセンターの大規模改修工事に伴い、「平和の像」をふじみ野市運動公園に移設しました。

平和の像

後ろに見えている木は、クスノキです。

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更新日:2021年06月09日