ふじみ野市大井プール事故調査報告

平成18年7月31日にふじみ野市大井プールで、所沢市在住の小学2年生の女子児童がプールの吸水口に吸い込まれて亡くなるという、あってはならない事故が起きてしまいました。お亡くなりになられたお子さまの御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の方に対しましても心からお詫び申し上げます。
本来、公の施設と言われるものは安全であることが前提となっているにもかかわらず、本件のような痛ましい事故が発生したことに、市として重大な責任を痛感するとともに、今後、公の施設における安全管理対策を万全なものとしていかなければならないと考えております。
ふじみ野市では、この痛ましい事故についてその原因を調査し、二度と起こることのないよう再発防止策を検討するため、市民の代表や学識経験者等の委員9名で構成されるふじみ野市大井プール事故調査委員会（以下「事故調査委員会」といいます。）を設置し、調査・検討が行われました。
事故調査委員会は、8月11日に第1回会議を開催し、その後9月29日までの合計5回の会議を開催し、現地調査や市職員からの意見聴取などを実施し、「ふじみ野市大井プール事故調査報告書」として取りまとめが行われました。
ふじみ野市大井プール事故調査報告書は、10月6日に事故調査委員会の富田委員長から市教育委員会教育長に提出がされ、その後に市長へ報告がされました。