記憶の継承のための舞台芸術 「石原吉郎 望郷と海―シベリアから未来へ―」

更新日:2026年06月23日

本事業は、ふじみ野市文化協会企画提案型委託事業「ステラ・イーストおよびウェストホール活用プロジェクト」として実施されています。

企画概要

ステラ・ウェストホールを会場に、「詩人・石原吉郎とシベリア抑留」をテーマとした市民参加型演劇公演「石原吉郎 望郷と海-シベリアから未来へ-」を創作・上演します。

また、関連事業として「石原吉郎企画展」や「市民参加型ワークショップ(詩の創作・コンテンポラリーダンス・演劇)を行いながら、舞台芸術として創り上げていきます。

各事業の詳細は以下の通りです。

開催事業

(1)上演に先立つプロジェクト

・石原吉郎企画展

・クラウドファンディング

<体験型ワークショップ>

・詩の創作ワークショップ

・コンテンポラリーダンスワークショップ

・オーディションを兼ねた演劇ワークショップ

(2)本公演

・「石原吉郎 望郷と海-シベリアから未来へ-」
 

背景

ふじみ野市には、1945年(昭和20年)8月の終戦まで、旧陸軍爆薬工場「火工廠」が存在していた地域であり、戦争の歴史と無縁ではなったことが公的に記録・共有されてきた経緯があります。戦争が招いた歴史的悲劇と、火工廠に象徴される「地域に内在していた戦争の記憶」とを重ね合わせ、戦争を遠い出来事としてではなく、生活の延長線上にあった現実として捉えなおしていきます。

この公演では、演劇を核に音楽・映像・コンテンポラリーダンスを融合させ、詩人石原吉郎のことばでは語れない内面の部分をも表現します。作品を通し「記憶を継承すること」「今を生きる私たちが未来に何を語り継ぐのか」を問いかけます。

物語

令和を生きる主人公の高校生が、あるきっかけから詩人石原吉郎の生涯とシベリア抑留の実相に触れ、現代社会での葛藤と石原の心情の共通点に苦しみつつも前を向いていきます。

石原吉郎が戦後日本においてシベリア抑留体験を「語ろうとしても理解されなかった苦悩」と現代の若者の視点と重ね合わせ、過去と現在、そして未来をつなぐ舞台作品とします。

詩人・石原吉郎について

石原吉郎(1915-1977)は、戦後の日本を代表する詩人の一人です。

1939年(昭和14年)24歳の時に軍隊に応召され、外国語が堪能だったことから、主として満州国で諜報活動にあたりました。1945年(昭和20年)8月満州国ハルピンで終戦を迎えますが、終戦後に進行したソ連軍に連行され、約8年間(1945-1953)にわたるシベリア抑留を経験します。シベリア抑留中にソ連軍の軍法会議にかけられ、重労働25年の刑を言い渡されます。シベリアの極寒の中、重労働・飢餓・死が日常化した過酷な環境の中で、人間の尊厳やことばの根源を徹底的に問い直します。1953年(昭和28年)12月帰国した石原を待っていたのは高度経済成長期に突入した日本でした。石原は、シベリア抑留の体験を語りますが、理解されない現実にぶつかります。

1960年(昭和35年)から亡くなる1977年(昭和52年)まで、旧上福岡市旧住宅公団上野台団地(現ふじみ野市)に在住し、H氏賞受賞作品となる第一詩集「サンチョ・パンサの帰郷」(1963年)、「水準原点」(1972年)、エッセイ集「望郷と海」(1972年)など、戦後の詩壇を代表する数多くの重要な作品を創作・発表しました。

石原吉郎をもっと知ろう 「石原吉郎企画展」

展示期間

令和8年8月2日(日曜日)から12日(水曜日)

(注意)8月6日(木曜日)は他事業のため休み

展示時間

令和8年8月2日(日曜日):午後2時から午後10時まで

令和8年8月3日(月曜日)から8月12日(水曜日):午前9時から午後10時まで

内容

石原吉郎の生涯、シベリア抑留について、代表的な詩やエッセイの紹介、ホール公演の紹介

場所

ふじみ野ステラ・ウェスト ギャラリー

クラウドファンディング
「私たちには、忘れてはいけない詩がある。」
詩人 石原吉郎がみたシベリア

ふじみ野市ゆかりの詩人石原吉郎を題材とした市民参加型舞台芸術「石原吉郎 望郷と海からシベリアから未来へから」の制作に向け、クラウドファンディングを開始します。

本舞台は、2027年3月7日(日曜日)の公演を目指し、演劇だけでなく、音楽・映像・コンテンポラリーダンスを融合させた市民参加型の舞台芸術作品を創りあげます。

市民ワークショップなどを通じて、多くの方が「観る側」だけではなく「創る側」として参加できる文化プロジェクトです。集まった、ご支援は、舞台制作・運営費のほか、関連展示費用などに活用させていただきます。皆様からのご支援で「最高の舞台」を実現いたします。

プロジェクト名

詩人 石原吉郎 ふじみ野市発 舞台芸術「望郷と海―シベリアから未来へ―」上演プロジェクト

募集期間

令和8年8月2日(日曜日)から9月30日(水曜日)

(注意)募集期間は変更となる可能性がございます。

返礼品

応援チケット・公演チケット・台本冊子・出演者メッセージ など

公演日時

令和9年3月7日(土曜日)    開演:午後2時

公演場所

ふじみ野ステラ・ウェスト ホール

詳細

クラウドファンディングの詳細は下記ホームページをご覧ください。

詩の創作ワークショップ

小石を見つめて、「ことば」を紡いでみませんか。第31回萩原朔太郎賞を受賞した詩人・杉本真維子さん(ふじみ野市在住)と一緒に、小石を観察しながら詩をつくるワークショップです。こどもから大人まで、はじめての方でも気軽に参加でき、夏休みの自由研究にもおすすめ。各回少人数・参加無料です。

・事業の詳細は以下のホームページからご覧ください。

日にち

●令和8年8月2日(日曜日) ●8月9日(日曜日)

・どちらか1日を選択

時間

午後2時から4時(1時30分受付)

場所

ふじみ野ステラ・ウェスト 多目的ルーム

講師

杉本真維子(詩人、2023年 第4詩集「皆神山」で第31回萩原朔太郎賞受賞 他)

対象

小学3年生から一般(親子での参加も可)

定員

各回10人(申込順)

持ち物

飲み物・タオル・小石

費用

無料

申込方法

令和8年7月3日(金曜日)午前9時から下記のウェブフォームで申込む
(注意)定員になり次第締切

コンテンポラリーダンスワークショップ

本ワークショップは、ダンス経験の有無や年齢に関わらず、一人ひとりの身体から表現が生まれるプロセスを大切にした体験型プログラムです。自分の身体と向き合うこと、他者と関わりながら動くこと、空間や時間を感じることを通して、表現することの楽しさや、他者とのつながりを体感することを目的としています。

・詳細は以下のホームページをご覧ください。

日にち

令和8年8月3日(月曜日)

時間

午前10時から正午(9時30分受付開始)

場所

ふじみ野市立産業文化センター ホール

内容

  • ウォームアップ
  • 身体の中心から動く
  • 相手の呼吸を感じ、距離・方向・空間の使い方を探る
  • 創作
  • 簡単な発表(希望者のみ)

講師

清水典人(尚美学園大学教授)

持ち物

動きやすい服装・タオル・飲み物
(靴下、または裸足で実施)

対象

小学生から一般
(年齢・経験不問、親子での参加も可)

定員

20人(申込順)

費用

500円

申込方法

令和8年7月3日(金曜日)午前9時から下記のウェブフォームで申込む
(注意)定員になり次第締切

オーディションを兼ねた演劇ワークショップ

戦後日本を代表する詩人のひとりであり、晩年を旧上福岡市(現ふじみ野市)に在住し、数多くの作品を発表した石原吉郎。代表著作「望郷と海」をモチーフに、演劇、音楽(生演奏)、映像、コンテンポラリーダンスを融合させた市民参加型公演「石原吉郎 望郷と海―シベリアから未来へ―」の出演者を募集します。

ワークショップと稽古のスケジュールをご確認のうえ、お申し込みください。

・詳細は以下のホームページをご覧ください。

1.オーディション兼ワークショップ

日にち

●令和8年8月11日(火曜日・祝) ●8月12日(水曜日)

・どちらか1日を選択

時間

午後2時から5時(1時30分受付開始)

場所

ふじみ野ステラ・ウェスト 多目的ルーム

持ち物

飲み物・タオル

定員

各回10人(申込順)

対象

高校1年生から50歳まで(経験不問)
(注意)以下の稽古に参加可能な方

2.稽古

スケジュール

<稽古>

令和8年12月から令和9年2月まで 土曜日・日曜日午後
午後2時から午後5時(全22回程度)

<舞台稽古>

令和9年3月2日(火曜日)から4日(木曜日) 午後6時から9時

令和9年3月6日(土曜日)

<本公演>

令和9年3月7日(日曜日)午後2時(受付:午後1時30分)

場所

ふじみ野ステラ・ウェスト ホール、他

講師

演出:内田拓海

脚本:亀山空

指導:佐藤文雄・馬渕真希(劇団銅羅)

費用

  1. オーディション兼ワークショップ
    500円
  2. 稽古
    2000円

(注意)出演謝礼はございません。高校生は保護者の承諾を受けてご参加ください。

申込方法

令和8年7月3日(金曜日)午前9時から7月20日(祝)までに

以下のウェブフォームで申し込む

「石原吉郎 望郷と海-シベリアから未来へ-」本公演

日程

令和9年3月7日(日曜日)

午後2時から午後3時30分まで(開場:午後1時)

場所

ふじみ野ステラ・ウェスト ホール

制作スタッフ

演出                   :内田拓海(演出家、作曲家)

脚本                   :亀山 空(脚本家、作詞・作曲家)

舞台監督・音響 :蒲倉 潤(舞台監督株式会社アートクリエーション)

照明                   :有限会社ライトシップ

映像                   :林 蓮実(映像アーテイスト・東京藝術大学助手)

音楽                   :松井啓真(作曲家・ピアニスト)

                          :内田拓海(演出家・作曲家)

                          :中村淳(フルート奏者・東京藝術大学助手)

身体表現            :清水典人(一般社団法人Well-Wind代表理事、尚美学園大学教授)

主演                   :佐藤文雄(劇団銅鑼)

監修                   :杉本真維子(詩人)

対象

小学生以上

定員

806名(ホール席数)

チケット(全席指定席)

  • 一般 3,000円(中央席)、2,000円(中央席以外)、1,000円(2階席)
  • 高校生以下 1,000円(2階席 500円)

    (注意)未就学児は入場できません。

販売期間・場所

・ふじみ野ステラ・ウェスト、イースト窓口
令和8年10月1日(木曜日)午前10時から

・Pチケット
令和8年10月1日(木曜日)午後1時から

主催

ふじみ野市、ふじみ野市立文化施設指定管理者日本環境マネジメント株式会社

企画

ふじみ野市文化協会

このイベントに関するお問合せ先

・ふじみ野市文化協会

電話番号:049-256-9708

メール:fujimino.bunkakyokai@gmail.com

チケットに関するお問い合わせ先

・ふじみ野ステラ・ウェスト

電話番号:049-261-0648

この記事に関するお問い合わせ先

文化・スポーツ振興課 文化振興係

〒356-8501
埼玉県ふじみ野市福岡1-1-1
電話番号:049-262-8124
メールフォームによるお問い合わせ