ふじみ野市大井プール事故再発防止策等の調査報告

平成18年7月31日にふじみ野市大井プールにおいて、流れるプールの吸水口に吸い込まれ幼い尊い命が失われるという悲惨な事故が発生してしまいました。
本市議会は、公共施設の安全確保の信頼性が著しく損なわれたことを重く受け止め、8月31日開会の第3回定例会冒頭において「大井プール事故に対する徹底した事故原因の究明と再発防止を求める決議」を行い、再発防止に向けて、全市を挙げて取り組むよう強く要望するとともに、市内全ての公共施設の安全管理体制の強化を含めた安全確認の総点検と全職員の危機管理意識の高揚を求めました。
第4回定例会中の12月12日には、「ふじみ野市大井プール事故再発防止策等の調査特別委員会」を設置し、市の「ふじみ野市大井プール事故調査報告書」において、確認された事実をベースに再発防止策等に視点を置き、調査を実施しました。市の報告書を前提として現状の把握を行うとともに、市の報告書にある再発防止策の提言とできるだけ重複することなく、市民の目線に立った再発防止策の提言に努め、報告書にまとめ、12月18日の第4回定例会最終日に議会で報告しました。
また、同日、本市議会として、報告書における提言に基づき、「プール運営における統一した管理基準の制定を求める意見書」及び「プール条例の制定と管理機能強化を求める意見書」を可決し、関係大臣・埼玉県知事宛てに提出しました。