麻しん(はしか)の国内感染事例の増加に伴う注意喚起について

令和5年5月現在、麻しんについて海外における流行が報告されており、国内においても海外からの感染事例が報告されています。
今後、国内における感染事例の増加が懸念されます。

麻しんのまん延予防に当たっては、予防接種が効果的です。
定期予防接種の対象となる年齢の人は、無料で予防接種(麻しん風しん混合ワクチン)を接種することができます。
(注意)該当する年齢以外の人は、自費での接種となります。接種費用は医療機関によって異なります。

<定期予防接種の対象年齢>

第1期 1歳から2歳に至るまで
第2期 小学校就学前の1年間(年長相当、令和5年度は平成29年4月2日から平成30年4月1日生まれの人、接種期間は令和6年3月31日まで)

麻しん(はしか)について

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

症状について

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2日から3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。主な合併症としては肺炎、中耳炎、脳炎があります。

その他の情報については下記リンクをご参照ください。

参考

この記事に関するお問い合わせ先

保健センター 健康推進係

〒356-0011
埼玉県ふじみ野市福岡1-2-5
電話番号:049-264-8292
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更新日:2023年05月23日