市販薬の過量摂取(オーバードーズ)について
市販薬の過量摂取(オーバードーズ)とは
処方箋がなくても購入できる市販薬は、私たちの生活にとって身近な医薬品であり、安全性が高いと思われがちです。しかし最近、薬局やドラッグストアで購入できる市販薬を意図的に大量・頻回に服用する「オーバードーズ」が若年者を中心に広がっています。
医薬品は、安全に効果を発揮するために、用法や用量が決められています。そのため、市販薬であっても用法・用量を守らず過量摂取すると、それまでの量では効かなくなることがあります。さらに服用を続けると自力ではやめられなくなったり、肝障害が起こったり、最悪の場合は心肺停止で死亡したりする場合もあります。
オーバードーズの背景
10代・20代の若い世代を中心にオーバードーズが増加しており、家庭や学校等で感じている「つらい感情から解放されたい」という気持ちから市販薬に頼ってしまうことが考えられます。
1人で抱え込まずご相談ください
市販薬のオーバードーズがやめられない場合は、一人で抱え込まずにご相談ください。
また、ご家族の方も、本人が何に悩んでいるのかを探り、一緒につらい気持ちに向き合う姿勢を示すことが必要ですが、自分たちで解決しようとしても事態が悪化してしまうこともあります。
まずは、医療機関、保健所等に相談し、専門家のアドバイスを得ることが重要です。
相談機関
悩みがあったら、まずご相談ください。
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保健センター 健康推進係
〒356-0011
埼玉県ふじみ野市福岡1-2-5
電話番号:049-264-8292
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更新日:2024年08月15日