下水道事業の会計処理が企業会計方式に移行しました
経営の効率化のために企業会計へ移行
ふじみ野市の下水道事業は、平成26年度末の普及率が91.6%となり、建設段階から維持管理段階へ移行しつつあります。
これまでに建設した下水道施設を市民の恒久的な財産として適正に維持し、健全な下水道事業の財政運営を進めるために、平成28年度から、これまでの「官公庁会計方式」から「公営企業会計」へ移行しました。
利用方法に変更はありません
会計方式が変わるだけですので、窓口での手続き等は必要ありません。市民の皆さんにとっては、これまでと同様に使えますので、ご安心ください。
官公庁会計方式と企業会計方式
官公庁会計方式(単式簿記)は単年度の現金収支に着目した会計処理を行います。これは家庭の家計簿と同じで、現金の収支のみを取り扱う官公庁では有効な会計方式です。
一方、企業会計方式(複式簿記)は、現金収支の結果だけでなく、どのような取り引きで収支が発生したかについても記録し分析する、経営という面に着目した会計処理です。一般企業において使われる会計処理方式です。
更新日:2020年03月02日