国際協力機構(JICA)が発行する社会貢献債(ソーシャルボンド)への投資について

 ふじみ野市では、基金に属する現金の効率的な運用を目指して、平成29年度から、国債等の購入による債券運用を開始しました。

 そしてこの度、この債券運用を通じた社会貢献への取り組みとして、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」という。)が発行する社会貢献債(ソーシャルボンド)である「JICA債」への投資を実施することといたしました。

 JICAは、開発途上地域の経済及び社会の開発若しくは復興又は経済の安定に寄与することを通じて、国際協力の促進並びに我が国及び国際経済社会の健全な発展に資することを目的に、国の全額出資により設立された独立行政法人で、政府開発援助(ODA)政策における2国間援助や青年海外協力隊派遣等のボランティア、そして災害救助等への協力として国際緊急援助隊の派遣等を行っています。

 このJICAが発行する「JICA債」は、社会貢献債(ソーシャルボンド)の特性に従うものとして、第三者機関からセカンドオピニオンを取得しています。また、政府が策定した「持続可能な開発目標(SDGs)実施方針」においては、SDGs達成のための指標として、「JICA債」の発行等が掲げられています。

 この「JICA債」への投資は、開発途上国における持続可能な経済成長支援や貧困の削減、世界的課題である疫病対策(ポリオ撲滅等)や自然・環境事業(地熱発電等)等に活用されています。

 ふじみ野市は、今後におきましても、持続可能な社会の形成に向けた社会的責任を果たしてまいります。

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更新日:2020年03月02日