福岡河岸記念館台所棟

台所棟

南の方角から撮った井戸と台所棟の写真

台所と主屋は近接して建てられています。木造二階建、切妻造瓦葺きで明治初期の建物をさらに明治30年代に増改築しています。

  • 桁行(けたゆき)7.125メートル
  • 梁間(はりま)5.160メートル
  • 軒高(棟頂上まで)6.940メートル

二階には男部屋と呼ばれる大小二つ(計12畳)の部屋があります。女部屋同様に雇用人の住生活を解明する貴重な空間となっています。

洗い場やカマドがある台所棟内部の写真

部屋入口

展示品

大番頭や蔵番など問屋で働く大勢の人々や家族の食事をまかなうために使われた食器類や炊事道具などを展示しています。旧来の位置にカマが2個分入る土カマド、イロリ、流しを復元しました。

主屋の角を曲がり、台所棟へ向かう軒下に備前焼の大甕を展示しました。

台所棟内部にある大カマドとイロリの写真

カマドとイロリ

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更新日:2020年03月02日