ハチの巣にご注意ください

初夏から秋にかけて、ハチの巣の営巣活動が活発になります。

ハチの巣を見かけたら、巣に近づいたり刺激を与えないようにしてください。

家の周辺など人とハチが接触する機会が多い場所に巣ができてしまった場合には、人の安全確保のために、巣の駆除が必要になります。

ハチの巣ができやすい場所

  • 軒下
  • 樹木、生け垣
  • 天井裏
  • ベランダ
  • 換気口、床下通気口

その他にも、雨風や直射日光の影響を受けにくい場所はハチにとって巣をつくるのに好条件の環境です。

家の周りでハチを見かけたら巣作りをされないよう、早めに防除対策をしましょう。

また、巣を作られてしまったら、早めに駆除することが大切です。

ハチの巣ができやすい場所のイラスト

ハチの巣ができやすい場所

ハチの巣の見分け方

スズメバチの巣

スズメバチの巣のイラスト

スズメバチの巣

  • 巣の作りはじめの時期は、とっくりを逆さにしたような形
  • 巣が大きくなってくると、球体になるものが多い
  • 巣はマーブル模様

 スズメバチは攻撃性が高く、また毒性の高い毒液をもつ種類もいます。刺されると激しい痛みや腫れがでることが多いので、注意が必要です。

球体状の巣の中には、多くの働きバチがいることから、駆除は業者に依頼することを推奨します。

アシナガバチの巣

アシナガバチの巣のイラスト

アシナガバチの巣

  • 巣の外側から、六角形の巣穴が見える
  • 巣全体がお椀のような形

アシナガバチは、スズメバチに比べるとおとなしい性格で、巣に近づいたり刺激しない限り、攻撃されることはありません。

しかし、毒性がとても高い毒液を持つ種類もいるため、スズメバチ同様に注意が必要です。

ハチの防除対策

家の周りでハチが飛んでいたら、近くに巣を作る場所を探している可能性があります。

巣を作られてしまう前に防除対策をしましょう。

防除対策のひとつとして、ご家庭でも簡単にできる「偽の巣の作り方」をご紹介します。

偽のハチの巣の作り方のイラスト

偽の巣の作り方

  1. 要らない新聞紙などを用意する。
  2. 用意した新聞紙を直径30センチ程度の大きさになるように丸める。
  3. 丸めた新聞紙に茶色のガムテープを巻きつける。
  4. 物干し竿やハチの巣ができそうな場所に吊るす。

他のハチが作った巣であると勘違いをして、巣を作られにくくなります。

自宅にハチの巣ができてお困りの場合

市では、ご自宅や企業管理地をはじめとする民有地内にできたハチの巣の駆除は行っていません。

ハチの巣は、巣がある場所の所有者や管理者の方に駆除をお願いしています。

社団法人 埼玉県ペストコントロール協会

ハチをはじめとする害虫の相談を無料で受け付けています。また相談内容に応じて、専門の業者を紹介しています。

なお、調査や駆除は有料となりますので予めご了承ください。

電話番号

048-854-2890

受付時間

平日の午前9時から午後5時まで

  • 11月から3月の受付時間は平日の午前9時から午後4時まで。
  • 平日正午から午後1時および土日祝日は受付時間外。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課 環境係

〒356-8501
埼玉県ふじみ野市福岡1-1-1
電話番号:049-262-9021
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更新日:2022年05月24日