アレチウリの被害にご注意ください
アレチウリとは
北米原産のウリ科アレチウリ属の植物で、8月から10月にかけて黄白色の花を咲かせる外来植物です。ウリ科植物特有の巻ツルと、大きなハート型の葉が特徴です。
驚異的な繁殖力を持ち、外来生物法で「特定外来生物」に指定されています。
夏頃に急速に成長し、ツルを他の植物に絡みつかせます。このことから、アレチウリ以外の植物は植生できなくなります。
アレチウリは一年生の植物のため1年で枯れてしまいますが、大量の種を残すことから、放置すると翌年以降も一面を覆いつくすように拡がります。
河川敷や農地に侵入することが多く、とくに農作物に被害が及ぶ可能性もありますのでご注意ください。

アレチウリが繁茂する様子(環境省提供)

アレチウリの黄白色の花
駆除にご協力ください
アレチウリが繁殖してしまうと、既存の生態系の破壊や農作物への被害につながります。
アレチウリを見かけた場合は、駆除にご協力ください。
駆除の方法
- 根から抜き取る
- ビニール袋に密閉し、もやすごみの日に出す
(注意)肌に直接触れるとかぶれたり、けがをする可能性があります。手袋・長袖を着用して作業してください。
更新日:2022年05月26日