教育長あいさつ
「子ども発・子ども着」そして「市民発・市民着」へ
平成26年4月1日付けでふじみ野市教育委員会教育長を拝命いたしました朝倉 孝と申します。
3月31日までは、市内福岡中学校長を最後に34年間教員として、生徒の豊かな人格の完成を目指して、保護者、地域の皆様と共に取り組んでまいりました。
この教職経験から私が得たことは、「教えることは、学ぶこと」の一語に尽きます。
教育とは、子どもや、保護者、地域の皆様から、いかに多くのことを学び、その成果を再び子どもたちに返していくという、互いに学び合う営みだということを信念としています。
この信念に基づき本市教育行政の責任者として、今後ますます激動する社会に、子どもたちが人間としてたくましく生き抜いていくことができるよう、小中の義務教育9年間を一貫して、豊かな心と健やかな体の育成を基盤に、確かな学力を学校・地域・保護者の皆様と緊密な連携を図りながら育んでまいります。
そして、本市の子どもたちが成長し、社会に出た時に、自らの夢や希望の実現を目指して、生涯にわたって学び続ける生涯学習社会を構築し、理想とする自分に一歩でも近づこうとする市民の皆様のご努力を支えてまいります。
現在教育を取り巻く環境は、いじめや不登校などの他、厳しい財政状況など課題は山積していますが、本市教育行政の基本を、子どもの視点、市民の視点から発想する、「子ども発・子ども着」、「市民発・市民着」と定め、市長部局と共に課題解決に向け取り組み、「夢のある心豊かなまちづくり」を目指してまいります。
どうか市民の皆様のより一層のご理解・ご協力をお願いいたします。
更新日:2020年03月02日