地方豪族の台頭 -平安時代-
地方豪族の台頭 -平安時代-
8世紀末以降の平安時代になると、各地域に有力な豪族(ごうぞく)が育ってきます。
川崎遺跡は市内最大の平安時代の集落で、カマドのついた竪穴式住居のほか、高床式の建物跡や井戸、さらに鍛冶(かじ)工房が見つかっています。
瓦塔(がとう)の破片や布目瓦(ぬのめがわら)・緑釉陶器(りょくゆうとうき)は、豪族の持仏堂(じぶつどう)等があったことをうかがわせます。

緑釉陶器(川崎遺跡の大形住居から出土した愛知県猿投窯産の碗です。)

瓦塔破片(ねん土で小型の五重塔などを作ったもので、屋根部分の一部が出土しました。)
更新日:2020年03月02日