令和7年度こころの健康セミナーを開催しました

更新日:2026年04月07日

保健センターでは「自殺対策強化月間」である3月に「こころの健康セミナー」を毎年開催しており、令和7年度も開催しました。

令和7年度のテーマ「思春期の自傷」

令和8年3月27日の厚生労働省の発表によると、令和7年の自殺者数は19,188人と、前年から1,132人減少しました。男性は前年から625人減少、女性は507人減少となり、ほとんどの年齢階級において減少しましたが、19歳以下は増加しました。
小中高生の自殺者数は前年から9人増加の538人であり、統計のある1980(昭和55)年以降で最多となりました。

リストカットをはじめとする自傷行為は自殺につながるサインのひとつとして、また社会問題としても注目されているため、令和7年度は「思春期の自傷」をテーマにしました。

令和7年度こころの健康セミナー写真1

ストレスケア東京上野駅前クリニック

伊藤 瑛子 先生(臨床心理士、公認心理師)

一條 飛鳥 先生(臨床心理士)

(写真左から)

当日は30名の方にご参加いただき、思春期の自傷の背景や対応について学んでいただきました。

ご参加いただいた皆様、講師のお二人、ありがとうございました。

講師のお二人が所属されている「ストレスケア東京上野駅前クリニック」は思春期専門のクリニックになっており、不登校や発達の課題、そして自傷や自殺といった深刻な悩みを持つ中高生を支えるため、多くの心理士の先生が日々ご活躍されています。

ご参加された方のご意見(ホームページに掲載する許可を頂いた方のみ掲載)

  • 思春期で自分自身の身体と心、学校などでの人間関係など、多くの変化と環境の中で苦しんでいる。自傷はそのような苦しい状態から楽になりたいというメッセージであると学んだ。なぜ「切るのか」というメカニズムも学べて良かった。
  • 自傷を知り、その対応を学ぶという2部構成でわかりやすかったです。信頼できる人が見つかっているにも関わらず自傷がエスカレートするケースがある事を初めて知りました。懸命に生きている当事者にいかに寄り添うか大切なアドバイスをいただくことができました。
  • 間違った対応をしてしまう安易な関わり方は慎重であるべきだと自覚しましたが、実際そうなると冷静でいられるか心配です。
  • 以前に抜毛の現場に居合わせてしまい、どうすることもできなかった。自傷行為に至るまでの心の変化がわかりました。
  • 実際の現場の声をおりまぜていただきながらの講義がとても勉強になりました。思春期と自傷の関係性にも気付くことができ、今回のセミナーを日々意識しながらいざという時の知識として大切にしていきたいと感じました。貴重な時間をありがとうございました。
  • 何かしらのサインを見逃さないことが大事だと思いました。SNSの影響が大きいと改めて感じました。
  • 自傷は安心できる環境や信頼できる人ができた時に一気に増えることにびっくりしました。
  • 自傷のメカニズムについて心理的、身体的に説明していただき、理解することができました。
  • 自傷は自分を守るための自衛行為ということ。無理に制御するのではなく、代替などにより回避することもできる。あわてて行動せずとも対応できる。私自身の現在進行形の対応に生かせると思いとても参考になりました。ありがとうございました。
  • 自傷はかまって欲しいという甘えではなく、心の傷にふたをする。生き延びるためのサバイバル戦略なのだという捉え方が大切だと理解できた。
  • 積極的に語られる内容でないので、大変勉強になりました。自傷はかまって欲しいということの表れではない、生きる為の対処方法であるというのは初めての視点でした。

この記事に関するお問い合わせ先

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