ICTを活用した住民参加型実証実験を実施しました

ICTを活用した住民参加型実証実験を実施しました

当市は、平成30年11月に株式会社KDDI総合研究所と包括連携協定を締結。この協定に基づき、昨年10月から実証実験を実施しました。
当市が目指す安全・安心で心身の健康を促進する取り組みと、ICT(Information and Communication Technology = 情報通信技術)を活用した3つの体験の住民参加型の実験です。各体験の効果や使いやすさなどを確認しました。

内容

実証実験の体験内容

体験1 安心便利情報提供

安心便利な情報をタイムリー(起床後、帰宅後など)にお届けしました。

体験2 AIコーチング

受け入れやすいタイミングでトレーニングを促し、トレーニング方法のアドバイスや、健康増進につながる情報をお届けしました。

体験3 スマホ依存対策

中高生のスマホ依存の悩みを解決するため、気づきや見守りなどの情報を掲示しました。

実証実験の結果

対象

ふじみ野市内在住の人

実験期間

令和元年10月から令和2年3月(体験3は令和2年6月まで実施)

体験1
結果
(体験後アンケートや体験利用ログで集計)
  • アンケート「防犯意識は向上したと思いますか?」「向上した」と回答した人が71%
  • 戸締りの徹底、夜道を1人で歩かないなどの実施が増えた
参加した市民の声
  • ロボットが話すと子どもたちが喜んでいた
  • 音声で情報提供してもらえてわかりやすい
  • 知りたい情報が届いて便利
  • 情報提供の回数などを選択できるようにしてほしい
参加者 33人
体験2
結果
(体験後アンケートや体験利用ログで集計)
  • アンケート「運動するきっかけになりましたか?」 きっかけになったと回答した人が50%
  • 市の運動イベントや運動施設へ足を運んだ人が増えた
参加した市民の声
  • 運動の意識づけやきっかけになった
  • アドバイスによって正しい姿勢でトレーニングできた
  • 途中で中断しても実施した分の消費カロリーを把握できた
  • 動きの種類を自分で登録できるようにしてほしい
参加者 31人
体験3
結果
(体験後アンケートや体験利用ログで集計)
  • 1日のスマホ利用時間:平均2時間20分(全国平均とほぼ同等)
  • アプリ利用時間の内訳:SNS34%、ゲーム28%、エンタメ29%、教育7%、その他2%
参加した市民の声
  • 小・中学校でもスマホ依存対策の取り組みを紹介してほしい
  • 大人のスマホ利用実態についても調べてほしい
  • スマホ依存にこだわらず、子どもたちの包括的な居場所づくりを考えてほしい
参加者 36人

実証実験についてのお問い合わせ

この記事に関するお問い合わせ先

協働推進課 地域振興担当

〒356-8501
埼玉県ふじみ野市福岡1-1-1
電話番号:049-262-9016
メールフォームによるお問い合わせ


更新日:2020年08月03日