ふじみ野市内の家庭ごみの食品ロスについて調査を行いました
食品ロス実態調査について
「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。日本では、年間約464万トンの食品ロスが発生しており、そのうちの半分である約233万トンが家庭から発生しています。(環境省及び農林水産省令和5年度推計)。つまり、食品ロスのおよそ半分は私たちの家庭から排出されているとになります。
本調査は、家庭から出るもやすごみのごみ質や分別状況を把握することにより、ごみの発生抑制や再使用・再資源化に係る施策、ごみの減量対策の検討に役立てることを目的として実施しました。
調査結果
食品ロス(直接廃棄・食べ残し)の割合

「もやすごみ」のうち「生ごみ」(直接廃棄したもの、食べ残し、調理くず)は28.4%でした。さらに、「生ごみ」のうち、食品ロス(直接廃棄したもの、食べ残し)は34.8%あることが分かりました。
- 直接廃棄(食材を傷ませて捨てる、食材を使いきれずに捨てるなど)
- 食べ残し(料理の作りすぎで食べ物が残るなど)

このことから、令和6年度に発生したもやすごみの量(約21,154トン)のうち食品ロス発生量を推計すると、年間約2,090トンもの量になることがわかりました。
1人1日あたりの食品ロス発生量

ふじみ野市の1人1日あたりの家庭から排出される食品ロス発生量を推計すると38.8gとなり、全国の平均と比較すると5.2g少ない結果となりました。
(参考)「国勢調査(総務省)令和4年度データ」「令和5年度食品廃棄物等の発生抑制及び再生利用の促進の取組に係る実態調査(環境省)」「第4期ふじみ野市一般廃棄物処理基本計画」をもとに算出
調査の様子





食品ロスを減らすために
食材などを無駄なく、必要なものを、必要な時に、必要な量だけ購入するようにしたり、食材を最後まで使い切るように心がけましょう。
食べきれなかった場合には、他の料理に作り替えてみたり、献立や調理方法を工夫してみましょう。
また、ご家庭で余っている食品がありましたらフードドライブへご協力ください。



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更新日:2025年10月09日