ようこそ上福岡歴史民俗資料館へ

新型コロナウイルス感染症5類移行後の施設利用について

令和5年5月8日からの利用は、5類移行後における市公共施設等の対応のとおりとなります。

感染拡大を防ぐため、引き続き手洗い等の手指衛生や換気といった基本的な感染対策にご協力ください。

2階建ての白い上福岡歴史民俗資料館の写真

ふじみ野市立上福岡歴史民俗資料館は、昭和58年に開館しました。

上福岡歴史民俗資料館のメインテーマは「新河岸川 その社会と文化」です。ふじみ野市の上福岡地区の考古・歴史・民俗を中心に、常設展示・特別展示・企画展などの展示会や、学習講座などを開催しています。

ステラ・ウエスト出張写真展「一丁目の夕日ふたたび」

昭和34年から地域の生活に欠かせないガスを供給した武州ガス上福岡工場が移転し、跡地に、上野台銀座で昭和44年から営業していた西友が移転して西友新上福岡店となりましたが、この11月に閉店となった話題など、昭和から令和にかけて上福岡駅前の街並みや商店街の風景の変貌についての同名の写真展を貴重な初出資料とともに11月18日から12月17日にかけて上福岡歴史民俗資料館で実施してきましたが、好評であったため、ステラ・ウエスト展示ギャラリーにて11日間限定で写真パネルに限り展示を行うものです。

会場;ステラ・ウエスト展示ギャラリー

会期;令和5年3月21日(木曜日)午後から3月31日(日曜日)午後3時30分まで

上野台銀座の西友ストア(ロゴの変化)

上野台銀座の西友ストア(昭和40年代から50年代)

上福岡駅北口(昭和52年)

上福岡駅北口(現在の東口、昭和52年ごろ)

企画展「昔のくらしと昔の学校」(展示終了)

昔のあそび道具

昔のあそび道具

小学校3年生又は4年生では3学期に、「昔のくらし」を学習します。これにあわせて、資料館では、人々のくらしや学校が、どうかわってきたのかを、企画展で紹介しました。

会期;令和6年1月13日(土曜日)から2月29日(木曜日)(休館日;毎週月曜日)

 

ミニ展示「みんなのたこを展示するよ!」(展示終了)

児童の皆さんの力作

児童の皆さんの力作

郷土の伝承あそび「たこを作って展示しよう」に参加した児童の皆さんの力作を展示しました。

会期;12月19日(火曜日)から12月24日(日曜日)

 

写真展「一丁目の夕日ふたたび」(展示終了)

昭和から令和にかけて上福岡駅前の街並みや商店街の風景は変貌をとげてきました。昭和34年から地域の生活に欠かせないガスを供給した武州ガス上福岡工場が移転し、跡地に、上野台銀座で昭和44年から営業していた西友が移転して西友新上福岡店となりましたが、この11月に閉店となりました。このような街並み風景の移り変わりや昭和時代を中心に当時の物価などがわかる資料や福バルのリーフレット、中央通りにあった映画館の入場券の新資料を紹介し、なつかしの時代をふりかえる展示としました。

上福岡歴史民俗資料館 2階展示ホール(月曜休館)

令和5年11月18日(土曜日)から12月17日(日曜日)

開館時間;午後9時から4時30分

常設展示展示替えの完了について

大井郷土資料館の移転に伴い、旧大井村役場では川越街道と大井宿の展示、上福岡歴史民俗資料館では主として古代・中世の通史展示を行うことになりました。このたび展示替えが完了しましたので内容を紹介します。また、ハケ遺跡古墳群の人物埴輪も常設展示していますので是非ご覧ください。(注意)太字は、新たに行った展示替え箇所

1ふじみ野市全体の通史年表(上福岡、大井共通、入口からホール左側に掲示)

2市内縄文時代遺跡の一覧(展示室入口)

3ふじみ野市の旧石器時代(本村遺跡)

4上福岡貝塚(縄文前期)の最近の調査成果

5亀居遺跡出土()(たま)(だい)式土器(縄文中期/市指定文化財)

6ふじみ野市の弥生時代(伊佐島遺跡を中心に)

7東台製鉄遺跡(奈良時代)

8大井宿と市沢の前身となる中世集落本村遺跡(中世から江戸時代初期)

9阿弥陀(あみだ)如来(にょらい)立像及び(わき)()(中世から江戸時代初期/市指定文化財)

ふじみ野市の旧石器時代(本村遺跡)

ふじみ野市の旧石器時代(本村遺跡)

ハケ遺跡古墳群の人物埴輪

ハケ遺跡古墳群の人物埴輪

大井氏館跡出土品と大井宿と市沢の前身となる本村遺跡の解説及び青磁碗(中世)

大井氏館跡出土品と大井宿と市沢の前身となる本村遺跡の解説及び青磁碗(中世)

「最新出土品展 花ひらく縄文芸術・西ノ原遺跡」の開催について(展示終了)

西ノ原遺跡181地点の土器

西ノ原遺跡出土の土器の展示

約5000年前の巨大なムラ、西ノ原遺跡をはじめ、奈良・平安時代のふじみ野を浮かび上がらせる松山遺跡、長宮遺跡の興味深い発掘調査成果を紹介しました。出土状況のなまなましい写真を用いた臨場感ある展示を目指しました。

日時・会場

上福岡歴史民俗資料館2階ホール

9月16日(土曜日)から10月22日(日曜日)

 

展示の撮影及び画像利用の基準について

当館の展示の撮影や画像利用については、下記の通り取りあつかうものとします。

1. 展示の撮影については、一部例外を除いて静止画撮影が自由にできるものとします。

2. 撮影者、公開者は、一部例外を除いてインターネット利用(自己のHP、ブログのほかフェイスブック、インスタグラム、ツイッターなど各種SNSへの掲載等)を自由に行えるものとします。

3. インターネット利用に伴い、著作権法、商標法など知的所有権に関する争いが起こった場合の一切の責任は撮影者、公開者にあるものとします。

4. 撮影やインターネット利用ができない例外事項や例外資料は、下記に掲げるとおりです。

(1)明治12年早船運賃改正広告のクローズアップ写真及び切り取り掲示

(2)帆かけ船 大正初期のクローズアップ写真及び切り取り掲示

(3)船おろし絵馬のクローズアップ写真及び切り取り掲示

(4)船大工絵馬のクローズアップ写真及び切り取り掲示

(5)明治30年頃 高機の織物工場のクローズアップ写真及び切り取り掲示

(6)教草「草綿一覧」のクローズアップ写真及び切り取り掲示

(7)洗濯機の歴史(パナソニック株式会社提供)

(8)ナショナルキュービックタイプSS式洗濯機広告(パナソニック株式会社提供)

(9)企画展、特別展等で撮影禁止表示及び撮影禁止範囲に含まれる写真パネル、展示資料

(10)1階ホール設置のディスプレイ動画

(11)古文書、地図、絵画資料等光線に弱い資料のフラッシュ撮影

(注意)具体的にはすべての紙製資料布製(彩色されたもの)の資料です。

5.4(1)から(6)の写り込みは、1点の場合は、画面の1/3以下、複数の場合は、画面の半分以下をめやすとします。(注意)具体的にはテーマパークの記念写真のように背景で写り込んでいるなど、分割が困難な状態で、たとえば機織り機の背景などの場合で主たる被写体でないことが条件です。

6.4にもかかわらず利用を希望する場合は、撮影者、公開者の責任において直接関係機関に問い合わせるものとします。 (令和5年11月27日制定)

ミニ展示「関東大震災!そのときふじみ野は?」(展示終了)

今年は、1923(大正12)年に起こった関東大震災から100周年にあたります。上福岡歴史民俗資料館では、震災の影響について検討することは、将来の防災を考える上でおおいに参考になるものと考え、当時の人々の体験や役場の対応の記録、市内の建造物に残した震災の爪あとを示す写真を紹介し、100年前の震災の実態に迫る展示として企画しました。多くの方にご見学いただければ幸甚です。

会場/会期

上福岡歴史民俗資料館 2階展示ホール(月曜休館)

令和5年8月22日(火曜日)から9月10日(日曜日)

開館時間;午後9時から4時30分

下福岡Y家の壁書き(時刻が書かれている)

下福岡Y家の壁書き(時刻が書かれている)

養老橋の護岸コンクリート(古市場側)のひび(故YS氏によるスケッチ)

養老橋の護岸コンクリートのひび(故YS氏による)

第2回学習講座「関東大震災から100年 来るか?ふじみ野市の大地震」(終了)

ミニ展示「関東大震災!そのときふじみ野は?」開催にちなみ、関東大震災と東日本大震災の市内への影響についてお話いただくとともに地震発生の最新の仮説を紹介いただきました。

日時/9月2日(土曜日)午後2時から3時30分

講師/角田 史雄氏(理学博士、埼玉大学名誉教授)

場所/上福岡歴史民俗資料館 研修室

ミニ展示「戦時の通信、戦時の手紙」の開催について(展示終了)

資料館では、毎年、夏季に戦争と平和について考える企画展を行っています。今年は、戦場での通信関係の資料があることから、ほとんど語られてこなかった戦場での通信の実態について、紹介します。防衛研究所や横浜旧軍無線通信資料館のご好意により提供いただいた貴重な画像や写真とともに、市内の受信施設である福岡受信所の設置や運営、軍事郵便で戦場の様子をえがいたものを紹介し、平和について考える展示としました。

太平洋戦争終戦後70年以上を経過し、戦争を知らない人が圧倒的に多くなっています。地域の人々に遺された戦争の記憶も徐々に薄れつつあります。これらの記憶・資料を後世に継承するとともに、戦争・平和の意味を考える機会とするために開催しました。

会期・会場

上福岡歴史民俗資料館 2階展示ホール(月曜休館)

令和5年7月22日(土曜日)から8月16日(水曜日)

開館時間;午後9時から4時30分

軍事郵便の封筒

軍事郵便の封筒

慰問袋

慰問袋 兵士個人あてではなく部隊あてに送られた。日用品や部隊に属する兵士あての手紙を入れることも可能だった。

当館所蔵以外の写真の使用について

当館の所蔵ではない写真等の使用許諾についてお問い合わせを受ける場合があります。

通常は使用希望者ご自身で所蔵者へお問い合わせいただくのが原則ですが、やむをえない場合は、下記に留意して当館にお問い合わせください。

1 照会期限

遅くとも使用する一週間前までにお問い合わせください。(相手方に連絡がつかない場合がありますので余裕をもってお問い合わせください。また、予定期日までに連絡がつかない場合もありますので、その際はご容赦ください。)

2出典について

(1)例えば、『20世紀を語る古写真』(市史調査報告書第19集、上福岡市教育委員会)の何頁の何段目、などのように具体的な掲載図書・掲載頁がわかるように指定してください。指定された写真の錯誤をふせぐためにスキャン画像を添付してください。

(2)出典が不明もしくは容易にわからない場合、掲載されていた図書のスキャン画像かネット上の画像のキャプチャなどで一行説明をつけて送ってください(出典確認のため少なくとも数日から一週間の時間が必要です)。

3 問い合わせ方法

1、2について留意し電子メールまたは手紙でお問い合わせください。その際には使用の目的や使用方法についてもお知らせください。手紙の場合は遅くとも一週間前必着でお願いします。

 

以上のことを留意してお問い合わせください。

なお、当館を通した問い合わせで相手方と連絡がつかず、印刷物や番組が製作できないなどの場合は一切の責任を負いませんのであらかじめご承知おきください。

企画展「日本の藍染め、世界の染織-貴州、インドネシア、プレインカ、アフリカ-」(展示終了)

藍は昔から染色に使用されており、ふじみ野市を含めた埼玉でも「藍染め」が行われてきました。展示では、「藍染め」にまつわる糸や布などを染める職人「紺屋」がいたことやその技術、工程を学ぶとともに、明治・大正期の縞帳(布の見本帳)からの再現品、アフリカ、ペルー(プレインカ)、アジア(中国貴州、インドネシア)の藍染めを中心とした染織品を紹介しました。

会場および会期

会場;上福岡歴史民俗資料館 1階ホール、2階展示ホール

会期;令和5年6月10日(土曜日)から7月9日(日曜日)

「日本の藍染め、世界の染織」展パノラマ写真

「日本の藍染め、世界の染織」展パノラマ写真

「ふじみ野に馬がいた!?-ふじみ野のまぼろしの牧をさぐる-」(展示終了)

50年間にわたる発掘調査から遺跡がふじみ野の古代を語り始めた!

牧の存在をほのめかす文字の書かれた土器、発掘される馬の骨、古代のハイテク「製鉄遺跡」、そして1200年前にも舟運が!?

ふじみ野市及びその周辺の遺跡からは、馬及び牧の存在を示唆させる出土遺物がでそろってきて、ふじみ野市の古代の姿がおぼろげながら明らかになってきました。墨書土器、馬の遺体、武器、馬具の製作にもかかわる製鉄遺構などふじみ野市を中心に川越市などの出土遺物を一堂に会します。1200年前のふじみ野市の古代にひとときタイムスリップを楽しんでみませんか?(注意)川越市弁天西遺跡の遺物は川越市教育委員会、坂戸市山田遺跡の遺物は、県立さきたま史跡の博物館のご好意にて借用、展示させていただきました。記してあつく感謝申し上げます。

ハケ遺跡第7地点溝馬遺存体出土状態

ハケ遺跡第7地点溝馬遺存体出土状態

東久保南遺跡第4地点H1号住居跡「厩」の墨書土器

東久保南遺跡第4地点H1号住居跡「厩」の墨書土器

会期

令和5年3月25日(土曜日)から令和5年5月28日(日曜日)

第1回学習講座 「ふじみ野の遺跡からまぼろしの古代牧をさぐる」の開催(終了)

50年間にわたる発掘調査から遺跡がふじみ野の古代を語り始めた!牧の存在をほのめかす文字の書かれた土器、発掘される馬の骨、古代のハイテク「製鉄遺跡」、そして1200年前にも舟運が!?企画展開催にちなみ、古代のふじみ野市域について、牧の存在など遺跡から明かされる当時の様子をさぐる講座として行いました。大変好評でした。

日時・講師

4月23日(日曜日)午後2時から3時30分

田中 信氏(元川越市立博物館長、日本女子大学非常勤講師)

常設展企画展の動画

ディスプレイを設置しましたので、展示解説動画を資料館でもみることができます。

令和3年度の企画展の動画を学芸員実務(館務)実習生に作成していただきました。

また、常設展動画のふじみ野・上福岡の歴史にくわしくなろう!「新河岸川舟運編」「権現山古墳編」は、亀久保小学校6年生の生徒によりビデオ撮影、人形操作、声の出演をおこないました。

利用案内

開館時間

午前9時から午後4時30分まで

休館日

  • 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合も休館)
  • 年末年始(12月28日から1月4日 )

入館料 

無料

アクセス

所在地:埼玉県ふじみ野市長宮1-2-11

交通機関

  • 東武東上線「上福岡駅」 東口から徒歩で20分
  • 市営ワゴン「ふじみん号」Aコースで「上福岡駅東口」から乗車し「福岡小学校前」下車徒歩1分

駐車場

あり(3・4台分)

館内のご案内

民具・農具の使い方を紹介します

これまでの特別展・企画展

刊行物・ミュージアムグッズのご案内

資料館通信

資料館案内リーフレット「さがしてみよう!」

資料に関する諸手続きの方法

資料館収蔵の資料を利用したい場合

資料館に資料を寄贈又は寄託したい場合

資料館友の会

節電の対応

節電対策として展示室の照明をお客様のご来館にあわせて点灯しています。

ご理解ご協力をお願いいいたします。

お問い合わせ

上福岡歴史民俗資料館(電話:049-261-6065、ファクス:049-269-4817)

所在地:埼玉県ふじみ野市長宮1-2-11

資料館への電子メールによるお問い合わせについて

上福岡歴史民俗資料館および大井郷土資料館、福岡河岸記念館の展示および事業についてのお問い合わせ等について、電子メール等を多数いただいておりますが、問い合わせの際には、お手数をお掛けしますが表題に以下のように具体的な目的等を明記していただきますようお願い申し上げます。

例 「資料の閲覧および撮影について」「資料の借用について」「刊行物(or)図書の購入について」

お問い合わせへの迅速な対応のためどうかご協力をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

上福岡歴史民俗資料館 学芸係

埼玉県ふじみ野市長宮1-2-11
電話番号:049-261-6065
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2024年03月21日