ようこそ上福岡歴史民俗資料館へ
新型コロナウイルス感染防止をさらに徹底するため、施設ごとの利用ガイドラインを作成しました。
利用条件に変更がある場合は、その都度ホームページでお知らせします。
基本方針 | 公共施設利用における基本的方針(令和5年3月13日)(PDFファイル:136.4KB) |
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利用ガイドライン | 上福岡歴史民俗資料館利用ガイドライン:資料館利用ガイドライン(PDFファイル:307.4KB) |
利用時間の変更 | 変更はありません |
来館条件 | 団体利用の場合はチェックリストの提出をお願いします。 |
利用制限 | 公共施設利用における基本的方針(令和5年3月13日)(PDFファイル:136.4KB)及び利用ガイドライン資料館利用ガイドライン(PDFファイル:307.4KB) を守ってご利用ください。 |

ふじみ野市立上福岡歴史民俗資料館は、昭和58年に開館しました。
上福岡歴史民俗資料館のメインテーマは「新河岸川 その社会と文化」です。ふじみ野市の上福岡地区の考古・歴史・民俗を中心に、常設展示・特別展示・企画展などの展示会や、学習講座などを開催しています。
「ダンボールをつかったはたおり」の申し込み締め切り
令和5年3月30日(木曜日)開催の「ダンボールをつかったはたおり」については、大好評につき定員に達しましたので申し込みを締め切らせていただきます。多数のお申込み有難うございました。またの機会によろしくお願いします。
企画展「ふじみ野に馬がいた!?-ふじみ野のまぼろしの牧をさぐる-」
50年間にわたる発掘調査から遺跡がふじみ野の古代を語り始めた!
牧の存在をほのめかす文字の書かれた土器、発掘される馬の骨、古代のハイテク「製鉄遺跡」、そして1200年前にも舟運が!?
ふじみ野市及びその周辺の遺跡からは、馬及び牧の存在を示唆させる出土遺物がでそろってきて、ふじみ野市の古代の姿がおぼろげながら明らかになってきました。墨書土器、馬の遺体、武器、馬具の製作にもかかわる製鉄遺構などふじみ野市を中心に川越市などの出土遺物を一堂に会します。1200年前のふじみ野市の古代にひとときタイムスリップを楽しんでみませんか?

ハケ遺跡7地点井戸から検出された馬遺存体

東久保南遺跡出土「厩」の文字が書かれた墨書土器
会期・会場
令和5年3月25日(土曜日)から5月21日(日曜日)(毎週月曜休館)
上福岡歴史民俗資料館2階展示ホール
入間東部文化財保護連協「資料館スタンプラリー」の景品

入間東部地区文化財保護連絡協議会(富士見市、ふじみ野市、三芳町)で実施している「資料館スタンプラリー」の景品については、ご好評いただいている野帳が品切れとなりましたので、ふじみ野市内では、ほうきストラップのみの配布となります。あらかじめご承知おきください。
企画展「昔のくらしと昔の学校」(展示終了)
小学校3年生又は4年生では3学期に、「昔のくらし」を学習します。これにあわせて、資料館では、人々のくらしや学校が、どうかわってきたのかを、紹介する企画展です。
会期
令和4年12月17日(土曜日)から令和5年1月15日(日曜日)

昔の学校と昔の教科書、昔の道具の展示

昔の遊びの展示
歴史さんぽ「かまくら道に中世のおもかげをしのぶ」(終了)
大井郷土資料館を中心に開催される特別展「武士の群像-ふじみ野の中世-」にちなみ、当時の武士や人々が駆け抜けた中世のあしあとをたどりました。職員とボランティアが歩きながら解説しました。
日時 | 令和4年12月11日(日曜日) 午前9時から正午頃 |
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集合場所 | 旧大井村役場 |
行程 |
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ミニ展示「小学生のみなさんからのおくりもの」(終了)
体験学習や出前授業などで市内小学校から子どもたちのお礼の手紙の冊子つづりや紙新聞形式のラシャ紙をいただきました。子どもたちが熱心に学習しているようすを展示しました。
内容
- 亀久保小6年生(令和2年11月)
- 西小3年生(平成31年2月頃)(令和2年2月頃)
- 駒西小4年生(令和4年7月)
- 上野台小4年生(令和4年10月)
会期
令和4年12月11日(日曜日)まで


特別展「武士の群像」第二会場(終了)
特別展のうち、刀や受け継がれる武士の精神に関する展示を行いました。
会期
令和4年10月25日(火曜日)から12月11日(日曜日)

受け継がれる武士の精神

脇差銘(わきざしめい)備前長船祐定(すけさだ)、刀銘藤原包真(かねざね)、いずれも室町時代後期
特別展関連ミニ展示「駒林のなぞの大溝をさぐる」(終了)
平成9(1997)年に駒林地域で発見されたものの、特別展では扱いきれなかった謎の多い中世の大溝について、写真、地図のパネル、出土遺物を展示し、これまでほとんど知られずにいたこの貴重な遺跡を紹介しました。
会期
令和4年12月11日(日曜日)まで
ミニ展示「昔のくらし、遊び、学校」(展示終了)
令和4年9月27日(火曜日)から10月11日(火曜日)正午まで

ミニ展示「昔のくらし、あそび、学校」
小学校の見学に合わせ、11日午前まで、3・4年生の社会科授業「変わってきた人々のくらし」「郷土の伝統・文化と先人たち」の学習にあわせたミニ展示を二階ホールで行いました。古い道具や地域の歴史を調べる方法の一つに資料館を活用してもらうよう、明治期から昭和40年代までの郷土の人々のくらしや学校のうつりかわり、地域の特性に触れた展示・解説と体験学習を行う。実際に資料を見て、触れ、使いながら、昔のくらしの大変さや利点、先人の智恵を子ども達に学んでもらい、社会科学習の一助となることを目的としました。今回は大井郷土資料館から昭和30年に東芝で開発され、昭和33年にグッドデザイン賞を受賞したタイプと同じ電気釜を特別出品しました。
上野台小学校のふしぎな歴史
上野台小学校は、現在第四小学校の耐震工事(地震対策の補強工事)を行った校舎を使っています。平成14(2002)年4月からその工事が終了するまで、第二小学校の校舎を一時使用していました。そのため、上野台小学校の前身は、第二小学校と第四小学校と説明されます。いまから約60年前、上福岡駅西口に霞ヶ丘団地、スクランブル交差点から市役所の間には上野台団地がつくられました。それに伴って昭和34(1959)年に第二小学校は、プレハブの分教場としてつくられました。昭和36(1961)年6月に第二小学校として開校しました。そのときは、霞ヶ丘団地に住む子どもたちが、線路と交通量の多い県道をわたって通わなければならないため、「命がけの通学」と新聞で報道されました。昭和42(1967)年に第四小学校が開校し、上野台団地の子どもたちをある程度収容できることになりましたが、西口の土地が高いということでなかなか買い取りが進みませんでしたが、ようやく昭和43(1968)年の11月に西口の土地の買取が決定しました。そのとき霞ヶ丘団地の皆さんの喜びを表した「西側五小の用地決定」のたれ幕がたらされた写真があります。こうして第五小学校(現在の西小学校)が昭和44(1969)年に開校することになりましたが、校舎が完成するまで第二小学校に間借りしていました。9月に第五小学校の校舎が完成すると霞ヶ丘団地の子どもたちは、第五小学校へ移っていきました。実は西小学校も上野台小学校と同じ第二小学校から分かれた兄弟だったというお話です。

霞ヶ丘団地にかかる「西側五小の用地決定」の垂れ幕(昭和43年11月ごろ)
日本(世界)最初の電気がま(すいはん機)
自動電気釜(電気炊飯器)は、昭和27(1952)年、東芝の家庭電気部長の松本氏と家電営業マンの山田氏の依頼を受け、東京都大田区にあった町工場である光伸社社長の三並(みなみ)義忠・風美子(ふみこ)夫妻によって、苦心の末、昭和30(1955)年に開発されました。
昭和29(1954)年の試作品は二重の釜の外釜にコップ一杯(約20分で蒸発する量)の水を入れ、それが蒸発して釜の温度が急速に上昇するのをサーモスタットで検知して、スイッチが切れる仕組みでしたが、寒冷地では炊きあがらないため三重構造にすることにより、当時の家庭のコンセントの600ワットで全国どこでも炊ける電気釜(このときの機種名はER-5)となりました。
また東芝意匠課の岩田義治氏による「磁気の茶碗」を模したデザインは、昭和33(1958)年にグッドデザイン賞を受賞しました(その当時の機種名はRC-10K)。大井郷土資料館に収蔵されているRC-6Sもほぼ同じデザインで、当初の電気釜の姿を伝えています。

東芝製自動電気釜RC-6S
ふじみ野1942-戦果にほうろうされた人々-(展示終了)

1階ホール火工廠に関する展示
資料館では毎年、夏季に戦争と平和について考える企画展を行っています。80年前の「1942年」は、日本は太平洋戦争のめまぐるしく報告される「戦果」に人々はゆり動かされる一方で、戦局が悪化へ向かう年でした。ドーリットルの東京初空襲、シンガポール陥落、ソロモン海戦など当時の出来事や節約の呼びかけ、報国債券、貯蓄債券を勧める広告など80年前の雰囲気を生々しく感じられる資料を展示しました。この年は、国内が本格的な爆撃にさらされることはありませんでしたが生活全体が戦争を意識したものに変わっていく過程を展示を通してお考えいただくことを狙いとしました。
会場 | 上福岡歴史民俗資料館1階ホール、 2階展示ホール |
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期間 | 令和4年7月23日(土曜日)から8月21日(日曜日) |
日本の藍染・アジアの染織(展示終了)

1階ホール インドネシアの染織品展示
埼玉の藍の栽培と藍染めの工程や伝統技術を語る貴重な写真(県立歴史と民俗の博物館提供)を通して「藍染め」に込められた昔の人々の知恵、糸や布を染める職人が生み出した織物の再現品、や現在も使われている様々な染料を紹介しました。また上福岡歴史民俗資料館友の会機織り部会作成のタペストリーや特集展示としてアジアの染織品を展示しました。
会場 | 上福岡歴史民俗資料館 1階ホール、2階展示ホール |
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会期 | 令和4年6月11日(土曜日)から7月10日(日曜日) |
板碑-鎌倉・室町びとの祈り-(展示終了)
今年の大河ドラマでは、鎌倉時代がとりあげられています。この機会に鎌倉・室町時代の貴重な文字資料である市内の板碑、特に紀年銘や人名などが刻まれた板碑を紹介し、当時の市内で鎌倉時代、室町時代を生きた人々が何を思い、何を願ったのか考え、ひとときふじみ野市の中世へタイムスリップし、当時の人々のいぶきを感じられる展示を狙いとしました。
会期 | 令和4年3月26日(土曜日)から5月29日(日曜日) |
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場所 | 上福岡歴史民俗資料館1階ホール、2階ホール |

駒林地蔵堂墓地旧在の板碑(鎌倉時代後期)

応永28(1421)年銘の板碑(長宮遺跡第44地点出土。光明遍照偈(げ)が刻まれている。)

駒林中世墳墓(鎌倉末から南北朝期の集石墓。家族墓とも考えられる。板碑3基の完形品が確認されている。)
平成3年度企画展「戦争の記憶 戦時と平時の間で」動画
令和3年7月17日(土曜日)から8月22日(日曜日)
学芸員実務実習生に動画を作成していただきました。
「戦争の記憶 戦時と平時の間で」前編
「戦争の記憶 戦時と平時の間で」後編
常設展示の紹介
ディスプレイを設置しましたので、展示解説動画を資料館でもみることができます。
ふじみ野・上福岡の歴史にくわしくなろう!「新河岸川舟運編」「権現山古墳編」は、
亀久保小学校6年生の生徒によりビデオ撮影、人形操作、声の出演をおこないました。
権現山古墳群と出土土器
新河岸川舟運
令和2年度の企画展動画
「戦時の人々の生活、思い、祈り」
資料館学芸員実習生が作成したユーチューブで、展示内容を2回に分けて紹介します
「懐かしのレコードinふじみ野」
「懐かしのレコードinふじみ野」(令和2年6月28日まで開催)については、以下のリンク先からご覧いただけます。
企画展「懐かしのレコードinふじみ野」 (PDFファイル: 3.1MB)
その1「蓄音機の歴史」
その2「戦前のレコード・浪曲」
その3「上福岡音頭・大井音頭」
その4「東京オリンピック1964」
開館時間
午前9時から午後4時30分まで
休館日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合も休館)
- 年末年始(12月28日から1月4日 )
入館料
無料
アクセス
所在地:埼玉県ふじみ野市長宮1-2-11
交通機関
- 東武東上線「上福岡駅」 東口から徒歩で20分
- 市営ワゴン「ふじみん号」Aコースで「上福岡駅東口」から乗車し「福岡小学校前」下車徒歩1分
駐車場
あり(3・4台分)
館内のご案内
民具・農具の使い方を紹介します
これまでの特別展・企画展
刊行物・ミュージアムグッズのご案内
ミュージアムグッズ一覧 (PDFファイル: 452.0KB)
資料館通信
資料館案内リーフレット「さがしてみよう!」
資料に関する諸手続きの方法
資料館収蔵の資料を利用したい場合
資料館に資料を寄贈又は寄託したい場合
資料館友の会
節電の対応
節電対策として展示室の照明をお客様のご来館にあわせて点灯しています。
ご理解ご協力をお願いいいたします。
お問い合わせ
上福岡歴史民俗資料館(電話:049-261-6065、ファクス:049-269-4817)
所在地:埼玉県ふじみ野市長宮1-2-11
資料館への電子メールによるお問い合わせについて
上福岡歴史民俗資料館および大井郷土資料館、福岡河岸記念館の展示および事業についてのお問い合わせ等について、電子メール等を多数いただいておりますが、問い合わせの際には、お手数をお掛けしますが表題に以下のように具体的な目的等を明記していただきますようお願い申し上げます。
例 「資料の閲覧および撮影について」「資料の借用について」「刊行物(or)図書の購入について」
お問い合わせへの迅速な対応のためどうかご協力をお願いします。
更新日:2023年03月20日