小・中・高校生(20歳未満)の定期予防接種

小学生・中学生・高校生(20歳未満)が対象の定期接種は以下のとおりです。 

ふじみ野市、富士見市、三芳町(2市1町)内の実施医療機関で個別に受けることができます。定期接種の予診票は、2市1町内の実施医療機関に置いてあります。 

医療機関により、予約が必要になりますので、事前に各医療機関へご相談ください。

日本脳炎(2期)

対象年齢

9歳以上13歳未満

接種回数

1回

特例対象者

20歳未満(20歳になる1日前まで)、かつ、平成16年4月2日から平成19年4月1日生まれで、平成17年度から平成21年度に接種を受けることができなかった人は、日本脳炎第1期(計3回)第2期(1回)について、接種回数の不足分の接種が受けられます。

二種混合(ジフテリア・破傷風)

二種混合は、乳幼児期対象の(注釈1)四種混合(ジフテリア・破傷風・百日せき・ポリオ)の2期となります。

乳幼児期に四種混合を必要回数分接種していない人は、十分な免疫ができていない可能性がありますので、医師に相談のうえ、自己負担(有料)での接種をご検討ください。

(注釈1)接種時期により、三種混合(ジフテリア・破傷風・百日せき)の場合があります。

対象年齢

11歳以上13歳未満

接種回数

1回

ヒトパピローマウイルス(HPV:子宮頸がん予防)

積極的な接種勧奨を控える勧告が廃止されました

平成25年6月14日から、HPVワクチンの積極的な勧奨を差し控えておりましたが、令和3年11月26日付厚生労働省の通知により、積極的な接種勧奨を控える勧告が廃止されました。  

接種を希望される場合は、以下の厚生労働省や埼玉県が発進する情報等を確認いただき、HPVワクチンの有効性や副反応などのリスクについて十分理解・納得したうえで、接種を受けるようにしてください。

積極的な接種勧奨の差控えにより接種機会を逃した方への対応

積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方への対応については、次のリンク先をご参照ください。

対象年齢

小学6年生から高校1年生相当の女子(標準的には中学1年生の間に接種)

接種対象ワクチン・接種回数

令和5年4月1日から、従来の2価ワクチン(サーバリックス)および4価ワクチン(ガーダシル)に加え、新たに9価ワクチン(シルガード9)も定期予防接種の接種対象ワクチンとなりました。

  1. サーバリックス、ガーダシルの場合は3回接種(必ずどちらか1つのワクチンで3回接種)        
  2. シルガード9(1回目接種が15歳未満)の場合は2回接種
  3. シルガード9(1回目接種を15歳以降)の場合は3回接種

 

接種間隔

サーバリックス(2価)

1か月の間隔をおいて2回接種し、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目の接種を行います。
(注意)3回目の接種は必ず、1回目の接種から5か月以上、かつ、2回目の接種から2か月半以上の間隔をおく必要があります。
ただし、この接種間隔で接種できない場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種し、「1回目の接種から5か月以上」かつ「2回目の接種から2か月半以上」の間隔をおいて3回目を接種します。

ガーダシル(4価)

2か月の間隔をおいて2回接種し、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目の接種を行います。
(注意)3回目の接種は2回目の接種から3か月以上の間隔をおく必要があります。
ただし、この接種間隔で接種できない場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種し、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて3回目を接種します。

HPV2価・4価接種スケジュール

シルガード9(9価)

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合(2回接種)

6か月の間隔をおいて2回目の接種を行います。

(注意)1回目の接種から5か月未満で2回目を接種した場合は、3回目の接種が必要になります。

1回目の接種を15歳になってから受ける場合(3回接種)

2か月の間隔をおいて2回接種し、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目の接種を行います。
(注意)3回目の接種は、必ず2回目の接種から3か月以上の間隔をおく必要があります。
ただし、この接種間隔で接種できない場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種し、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて3回目を接種します。

HPV9価接種スケジュール

1年以内に接種を終えることが望ましい。

(注意1):1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
(注意2・3):2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(注意2)、3回目は2回目から3か月以上(注意3)あけます。

実施場所

特別な理由により、ふじみ野市、富士見市、三芳町(2市1町)内の医療機関以外で接種する場合は、事前に手続きが必要な場合があります。保健センターへお問い合わせください。

費用

無料

(注意)対象年齢や定められた接種回数・間隔を外れた接種については自己負担(有料)となります。

持ち物

  1. 母子健康手帳(母子健康手帳へ接種歴の記載をしなかった場合は、その代替えである予防接種済み証など)    
  2. 健康保険証等(ふじみ野市の住所が確認できるもの)

 (注意)ふじみ野市、富士見市、三芳町(二市一町)の実施医療機関以外で接種を希望する場合は、「予防接種依頼書」が必要となります。詳細については保健センターまでお問い合わせください。

保護者の同伴

予防接種には、お子さんの日ごろの健康状態をよく知っている保護者がお連れください。    

未成年の人が予防接種を受けるときは、保護者(両親・後見人)の同伴が原則となっています。特別の理由で保護者が同伴できない場合は、委任状を持参し、お子さんの健康状態を普段から熟知している親族が同伴してください。    

13歳以上(中学1年生から高校1年生(満16歳以上の者を除く。))の人が「保護者が同伴しない場合の予診票」を用いて接種する場合、保護者の署名が必要ですが、保護者が同伴しなくても予防接種が受けられます。    

「保護者が同伴しない場合の予診票」は、実施医療機関・保健センター・大井総合支所(総合窓口課地域福祉係)・出張所にあります。

13歳以上の女性への接種にあたっては、妊娠もしくは妊娠している可能性がないことを確認してください(予防接種の有益性が危険性を上回ると判断した場合のみ接種できます)。

長期間の疾病療養者等の定期接種の機会の確保

予防接種法施行令の一部改正(平成25年1月30日付)により、次の要件に該当する場合は、接種対象年齢を過ぎても定期の予防接種として接種できるようになりました。詳しくは医師へご相談ください。

要件

接種対象年齢であった間に、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった等特別な事情(注釈)があったことにより、やむを得ず定期の予防接種が受けられなかった場合で、その事情が解消された日から起算して2年以内に接種する場合。ただし、BCGは4歳に至るまで、四種混合・五種混合は15歳に至るまで、ヒブは10歳に至るまで、小児用肺炎球菌は6歳に至るまで、B型肝炎は対象年齢の上限は設けないこと

(注釈)「長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった等特別な事情」とは

  • 重症複合免疫不全症、無ガンマグロブリン血症その他免疫の機能に支障を生じさせる重篤な疾病にかかったこと
  • 白血病、再生不良性貧血、重症筋無力症、若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎ネフローゼ症候群その他免疫の機能を抑制する治療を必要とする重篤な疾病にかかったこと
  • 臓器の移植を受けた後、免疫の機能を抑制する治療を受けたこと
  • 医学的知見に基づき、上記同様に準ずると認められるもの

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

保健センター 健康推進係

〒356-0011
埼玉県ふじみ野市福岡1-2-5
電話番号:049-264-8292
メールフォームによるお問い合わせ


更新日:2024年04月01日