ようこそ上福岡歴史民俗資料館へ

新型コロナウイルス感染症5類移行後の施設利用について

令和5年5月8日からの利用は、5類移行後における市公共施設等の対応のとおりとなります。

感染拡大を防ぐため、引き続き手洗い等の手指衛生や換気といった基本的な感染対策にご協力ください。

2階建ての白い上福岡歴史民俗資料館の写真

ふじみ野市立上福岡歴史民俗資料館は、昭和58年に開館しました。

上福岡歴史民俗資料館のメインテーマは「新河岸川 その社会と文化」です。ふじみ野市の上福岡地区の考古・歴史・民俗を中心に、常設展示・特別展示・企画展などの展示会や、学習講座などを開催しています。

「最新出土品展 花ひらく縄文芸術・西ノ原遺跡」の開催について

西ノ原遺跡出土の土器(縄文中期後半・加曾利E式)

西ノ原遺跡出土の土器(縄文中期後半・加曾利E式)

約5000年前の巨大なムラ、西ノ原遺跡をはじめ、奈良・平安時代のふじみ野を浮かび上がらせる松山遺跡、長宮遺跡の興味深い発掘調査成果を紹介します。

日時・会場

上福岡歴史民俗資料館2階ホール

9月16日(土曜日)から10月22日(日曜日)

 

最新出土品展のみどころ(その1)

縄文土器における「人・動物」の表現

西ノ原遺跡からは、豪壮さで知られる縄文中期前半(約5000年ほど前)の勝坂式と縄文中期後半(約4500年ほど前)に東北地方の土器の影響を受けた加曾利(かそり)E式の土器が出土しています。この時期の土器は表現の多様さで知られ、狩りや出産が上手くいくように、食べ物を神々とともに食べることによって力を得られるようになどの呪術的な願いが込められたといわれています。展示されている土器から人物や動物をさがしてみましょう。

ミニ展示「関東大震災!そのときふじみ野は?」(展示終了)

今年は、1923(大正12)年に起こった関東大震災から100周年にあたります。上福岡歴史民俗資料館では、震災の影響について検討することは、将来の防災を考える上でおおいに参考になるものと考え、当時の人々の体験や役場の対応の記録、市内の建造物に残した震災の爪あとを示す写真を紹介し、100年前の震災の実態に迫る展示として企画しました。多くの方にご見学いただければ幸甚です。

会場/会期

上福岡歴史民俗資料館 2階展示ホール(月曜休館)

令和5年8月22日(火曜日)から9月10日(日曜日)

開館時間;午後9時から4時30分

下福岡Y家の壁書き(時刻が書かれている)

下福岡Y家の壁書き(時刻が書かれている)

養老橋の護岸コンクリート(古市場側)のひび(故YS氏によるスケッチ)

養老橋の護岸コンクリートのひび(故YS氏による)

東京市内(当時)の惨状を撮影した絵葉書(三上家文書)

東京市内(当時)の惨状を撮影した絵葉書(三上家文書)

第2回学習講座「関東大震災から100年 来るか?ふじみ野市の大地震」(終了)

ミニ展示「関東大震災!そのときふじみ野は?」開催にちなみ、関東大震災と東日本大震災の市内への影響についてお話いただくとともに地震発生の最新の仮説を紹介いただきました。

日時/9月2日(土曜日)午後2時から3時30分

講師/角田 史雄氏(理学博士、埼玉大学名誉教授)

場所/上福岡歴史民俗資料館 研修室

ミニ展示「戦時の通信、戦時の手紙」の開催について(展示終了)

福岡受信所の無線塔

福岡受信所の無線塔(北野地区) 現在は住宅街だが昭和初期から戦時中は無線塔が林立していた。

資料館では、毎年、夏季に戦争と平和について考える企画展を行っています。今年は、戦場での通信関係の資料があることから、ほとんど語られてこなかった戦場での通信の実態について、紹介します。防衛研究所や横浜旧軍無線通信資料館のご好意により提供いただいた貴重な画像や写真とともに、市内の受信施設である福岡受信所の設置や運営、軍事郵便で戦場の様子をえがいたものを紹介し、平和について考える展示を目指します。

太平洋戦争終戦後70年以上を経過し、戦争を知らない人が圧倒的に多くなっています。地域の人々に遺された戦争の記憶も徐々に薄れつつあります。これらの記憶・資料を後世に継承するとともに、戦争・平和の意味を考える機会とするために開催します。

会期・会場

上福岡歴史民俗資料館 2階展示ホール(月曜休館)

令和5年7月22日(土曜日)から8月16日(水曜日)

開館時間;午後9時から4時30分

 

軍事郵便の封筒

軍事郵便の封筒

慰問袋

慰問袋 兵士個人あてではなく部隊あてに送られた。日用品や部隊に属する兵士あての手紙を入れることも可能だった。

当館所蔵以外の写真の使用について

当館の所蔵ではない写真等の使用許諾についてお問い合わせを受ける場合があります。

通常は使用希望者ご自身で所蔵者へお問い合わせいただくのが原則ですが、やむをえない場合は、下記に留意して当館にお問い合わせください。

1 照会期限

遅くとも使用する一週間前までにお問い合わせください。(相手方に連絡がつかない場合がありますので余裕をもってお問い合わせください。また、予定期日までに連絡がつかない場合もありますので、その際はご容赦ください。)

2出典について

(1)例えば、『20世紀を語る古写真』(市史調査報告書第19集、上福岡市教育委員会)の何頁の何段目、などのように具体的な掲載図書・掲載頁がわかるように指定してください。指定された写真の錯誤をふせぐためにスキャン画像を添付してください。

(2)出典が不明もしくは容易にわからない場合、掲載されていた図書のスキャン画像かネット上の画像のキャプチャなどで一行説明をつけて送ってください(出典確認のため少なくとも数日から一週間の時間が必要です)。

3 問い合わせ方法

1、2について留意し電子メールまたは手紙でお問い合わせください。その際には使用の目的や使用方法についてもお知らせください。手紙の場合は遅くとも一週間前必着でお願いします。

 

以上のことを留意してお問い合わせください。

なお、当館を通した問い合わせで相手方と連絡がつかず、印刷物や番組が製作できないなどの場合は一切の責任を負いませんのであらかじめご承知おきください。

企画展「日本の藍染め、世界の染織-貴州、インドネシア、プレインカ、アフリカ-」(展示終了)

ナイジェリア・イボ族の結社の藍染め

ナイジェリア・イボ族の「結社の藍染め」

藍は昔から染色に使用されており、ふじみ野市を含めた埼玉でも「藍染め」が行われてきました。展示では、「藍染め」にまつわる糸や布などを染める職人「紺屋」がいたことやその技術、工程を学ぶとともに、明治・大正期の縞帳(布の見本帳)からの再現品、アフリカ、ペルー(プレインカ)、アジア(中国貴州、インドネシア)の藍染めを中心とした染織品を紹介しました。

 

明治大正期の縞帳(しまちょう)からの再現品(はたおり部会による)

明治大正期の縞帳(しまちょう)からの再現品(はたおり部会による)

チャンカイ文化およびチムー王国の織物(初出品、11から15世紀)

チャンカイ文化およびチムー王国の織物(初出品、11から15世紀)

会場および会期

会場;上福岡歴史民俗資料館 1階ホール、2階展示ホール

会期;令和5年6月10日(土曜日)から7月9日(日曜日)

 

野外展示の追加について

通用口駐車場部分の石造物

馬頭観音(左)、弁財天の石碑

通用口駐車場部分の石造物について説明文とキャプションを付けました。うち2点が弁財天に関するものです。弁財天1点と(とう)(ろう)竿(さお1点は、御嶽(おんたけ)神社にあったものです。

「ふじみ野に馬がいた!?-ふじみ野のまぼろしの牧をさぐる-」(展示終了)

50年間にわたる発掘調査から遺跡がふじみ野の古代を語り始めた!

牧の存在をほのめかす文字の書かれた土器、発掘される馬の骨、古代のハイテク「製鉄遺跡」、そして1200年前にも舟運が!?

ふじみ野市及びその周辺の遺跡からは、馬及び牧の存在を示唆させる出土遺物がでそろってきて、ふじみ野市の古代の姿がおぼろげながら明らかになってきました。墨書土器、馬の遺体、武器、馬具の製作にもかかわる製鉄遺構などふじみ野市を中心に川越市などの出土遺物を一堂に会します。1200年前のふじみ野市の古代にひとときタイムスリップを楽しんでみませんか?(注意)川越市弁天西遺跡の遺物は川越市教育委員会、坂戸市山田遺跡の遺物は、県立さきたま史跡の博物館のご好意にて借用、展示させていただきました。記してあつく感謝申し上げます。

ハケ遺跡第7地点溝馬遺存体出土状態

ハケ遺跡第7地点溝馬遺存体出土状態

東久保南遺跡第4地点H1号住居跡「厩」の墨書土器

東久保南遺跡第4地点H1号住居跡「厩」の墨書土器

会期

令和5年3月25日(土曜日)から令和5年5月28日(日曜日)

第1回学習講座 「ふじみ野の遺跡からまぼろしの古代牧をさぐる」の開催(終了)

50年間にわたる発掘調査から遺跡がふじみ野の古代を語り始めた!牧の存在をほのめかす文字の書かれた土器、発掘される馬の骨、古代のハイテク「製鉄遺跡」、そして1200年前にも舟運が!?企画展開催にちなみ、古代のふじみ野市域について、牧の存在など遺跡から明かされる当時の様子をさぐる講座として行いました。大変好評でした。

日時・講師

4月23日(日曜日)午後2時から3時30分

田中 信氏(元川越市立博物館長、日本女子大学非常勤講師)

令和3年度企画展の動画

「戦争の記憶 戦時と平時の間で」前編

「戦争の記憶 戦時と平時の間で」後編

常設展示の紹介

ディスプレイを設置しましたので、展示解説動画を資料館でもみることができます。

ふじみ野・上福岡の歴史にくわしくなろう!「新河岸川舟運編」「権現山古墳編」は、

亀久保小学校6年生の生徒によりビデオ撮影、人形操作、声の出演をおこないました。

権現山古墳群と出土土器

新河岸川舟運

令和2年度の企画展動画

「戦時の人々の生活、思い、祈り」

資料館学芸員実習生が作成したユーチューブで、展示内容を2回に分けて紹介します

「懐かしのレコードinふじみ野」

「懐かしのレコードinふじみ野」(令和2年6月28日まで開催)については、以下のリンク先からご覧いただけます。

その1「蓄音機の歴史」

その2「戦前のレコード・浪曲」

その3「上福岡音頭・大井音頭」

その4「東京オリンピック1964」

開館時間

午前9時から午後4時30分まで

休館日

  • 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合も休館)
  • 年末年始(12月28日から1月4日 )

入館料

無料

アクセス

所在地:埼玉県ふじみ野市長宮1-2-11

交通機関

  • 東武東上線「上福岡駅」 東口から徒歩で20分
  • 市営ワゴン「ふじみん号」Aコースで「上福岡駅東口」から乗車し「福岡小学校前」下車徒歩1分

駐車場

あり(3・4台分)

館内のご案内

民具・農具の使い方を紹介します

これまでの特別展・企画展

刊行物・ミュージアムグッズのご案内

資料館通信

資料館案内リーフレット「さがしてみよう!」

資料に関する諸手続きの方法

資料館収蔵の資料を利用したい場合

資料館に資料を寄贈又は寄託したい場合

資料館友の会

節電の対応

節電対策として展示室の照明をお客様のご来館にあわせて点灯しています。

ご理解ご協力をお願いいいたします。

お問い合わせ

上福岡歴史民俗資料館(電話:049-261-6065、ファクス:049-269-4817)

所在地:埼玉県ふじみ野市長宮1-2-11

資料館への電子メールによるお問い合わせについて

上福岡歴史民俗資料館および大井郷土資料館、福岡河岸記念館の展示および事業についてのお問い合わせ等について、電子メール等を多数いただいておりますが、問い合わせの際には、お手数をお掛けしますが表題に以下のように具体的な目的等を明記していただきますようお願い申し上げます。

例 「資料の閲覧および撮影について」「資料の借用について」「刊行物(or)図書の購入について」

お問い合わせへの迅速な対応のためどうかご協力をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

上福岡歴史民俗資料館 学芸係

埼玉県ふじみ野市長宮1-2-11
電話番号:049-261-6065
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2023年09月19日